モチヅキです。
これまでいくつものフライトを経験してきましたが、

とならず、今でも飛行機が大好きな理由の一つには「機内食」があります。
国際線や外資系航空会社をよく利用していますが、国や地域によってはその地域や文化ならではの特徴が感じられるミールがたくさん!
まだ利用したことがない航空会社を利用する際はいつもワクワクしています。
ということで、今回は「機内食大集合」のテーマでこれまでにいただいてきたエコノミークラス機内食を振り返ってみます。
2014年以降搭乗分のものがメインになるかと。
飛行機に乗ったことがなくて機内食に興味がある方、これから外資系航空会社を利用するけどどんな機内食が出るのか気になる方のご参考になれば幸いです!
ただ、とっても長い記事なので、お急ぎの方は下の目次リンクからお好みの航空会社を選んで飛んでみてください。
搭乗記があるものは一緒に載せていますので、興味&お時間がある方は併せてどうぞ。
目次
ターキッシュエアライン(TK)

搭乗時期は2014年夏。
関空〜イスタンブール〜ヨーテボリ間。
写真は夕飯のチキンソテー。
パウチされたオリーブオイルの使い道に困りましたが、メインのチキンは胸肉とは思えないほどジューシーで驚いたのをよく覚えています。
ライスもちゃんとチキンの味がして美味しかったです!
ビールはトルコのエフェスビールでした。

イスタンブール到着2時間前くらいにサーブされた朝食。
この先何度もいろんな航空会社のエコノミークラス朝食をいただいてきましたが、ターキッシュエアラインのこのオムレツ以上においしい機内オムレツにはまだ出会えていません。
若干半熟でふわとろのオムレツで、ほんのり塩味とチーズ味。
「機内でこんなにおいしいご飯がいただけるのか〜!」
と衝撃を受けた朝食でした。
日本航空(JAL)(JL)

2015年に伊丹〜成田〜ヘルシンキ間で利用。
成田〜ヘルシンキ間でサーブされた昼食です。
メインはチキンハンバーグでした。
野菜の新鮮さや盛り付けのきれいさはさすが。
小鉢感覚でエビチリやごぼうサラダなどを少しずつ食べられ、量もちょうどよかった!
デザートのハーゲンダッツも嬉しかったです。
肝心の味ですが、日本キャリアだけありとてもおいしくいただきました。

軽食タイムには「エアモス」なるものがサーブされました。
モスバーガーと提携したものだそうです。
ドリンクは白ワインをチョイス。
好きなファーストフード店とのコラボだったので嬉しかった記憶が。
ペーパーバッグの中はバンズとパテのみで、別容器に入ったオニオンとトマトは自由に盛り付けてねスタイルでした。
味は店舗でできたてをいただいた時よりは劣りますが、安定のあの味でした。
まだANAは長距離で利用したことはないのですが、ANAの機内食との食べ比べがいつかできたらなと思っています。
フィンエアー(AY)

レイキャビク〜ストックホルム〜ヘルシンキ〜関空間で2015年利用。
カレーとラムミートボールの選択肢でミートボールを選択。
臭みは全くなく、おいしくいただけました。
若干パサつきがありましたが、周りのソースでかろうじてジューシーさを保っていたような感じ。
付け合わせのポテトとの相性もまずまず。
ビールはフィンランドのKARHUを選択。
スモーキーな味わいが個性的なビールでした。
お蕎麦はゆるめの硬さ。
1口食べたら満足。
ちなみに、カレーライスは隣に座っていた日本人おばちゃんが選択していましたが、若干水っぽく見えたような。
Fazer(ファッツェル)のムーミンチョコはとても美味しかったです。
ヘルシンキ・ヴァンター空港でFazerムーミンチョコ買っておけばよかった……。
チャイナエアライン(中華航空)(CI)

前職在籍時代2012年秋〜2016年春までほぼ月1で出張利用していたチャイナエアライン。
プライベートでもたまーに利用しますが、もう機内食はお腹いっぱい!というくらいいただき、2015年あたりから特別食をオーダーし始めたくらい食べ倒しているエアラインです。
前職で会社員だった頃は、現在のようにブロガーになると思っていなかった!
なので、残念ながら写真はあまり残っておらず。
あまり台湾らしいご飯は出ず、あまり機内食の改変もされないのかワンパターンミール(チキンヌードルや豚肉ご飯など)が多いです。
でも、「申し訳ないけど、これは食べられない!」というレベルのものはサーブされないため、安心して食べられるかなと思います。

2016年に広島〜台北(桃園)〜クアラルンプール間を利用した際に台北(桃園)〜クアラルンプール間でサーブされた食事。
味は知っていたし空腹ではなかったためほとんど食べなかったのですが、

とこのミールが提供されるたびに思っていました。
おいしいんですけどね。

搭乗時期は不明ですが、たしかシーフードミール(現在は廃止)をオーダーした際のミール。
白身魚のステーキでとても美味しかったのを覚えています。
左上のエビサラダも美味!
通常食よりも特別食のシーフードミールが美味しかったなぁ。

2015年くらいにホーチミン〜台北(桃園)間を利用した際にいただいたミール。
メインにフォークが刺さっていて行儀が悪くてごめんなさい……。
ドラゴンフルーツがデザートに付いてくる航空会社ってなかなかないんですよね。
チャイナエアライン、貴重。
メインは牛肉のなんちゃら。
ビーフも美味しかったのですが、久々にいただいたズッキーニの美味しさに悶絶したのをよく覚えています。
サラダはクラッシュピーナッツとパクチーがかかったエビとキャベツのサラダ。
こちらが一番美味しかった。
このあたりから、ちょっとずつメニューのクオリティが上がってきたような気がしますよ……!

いつか、関空〜台北(桃園)間を利用した時、デザートとして豆腐花がサーブされて驚きました。

ふわふわの豆腐花ではなく、日本の絹豆腐に近い食感。
甘い豆乳を食べているみたいで不思議なデザートでした。
また搭乗する際にいただけたらなぁ。

チャイナエアラインを利用する際は必ず台灣ビールをオーダーしていました。
通常、選択肢は
- 台灣ビール
- サッポロビール(台灣製造)
- ハイネケン
の3種。
どれも美味しいですが、
「せっかく台灣のキャリアを利用しているので台灣ビールを……」
という乗客が多いのか、エコノミーの後方に席が割り当てられた際はすでに台灣ビールが売り切れになっていることもしばしば。
機内で台灣ビールをいただきたい方は、なるべく前方の席を予約することをおすすめします。
*席はビジネスの搭乗記ですがアップグレード席のため食事はエコノミー
エバー航空(長榮航空)(BR)

2017年末に彼Lと年忘れ台灣旅行に行った際に関西〜台北(桃園)間を利用した際にいただいたミール。
メインは牛肉ライスでした。
メインよりも先に、

横のキティちゃんが気になってしゃーない。
ちなみに、カトラリーもおしぼりもぜーんぶキティちゃん!
メインがビーフだったので、サラダも牛肉になっていました。
どちらも味付けが工夫されていて美味しかったです!
機内食って味付けがいつも濃いめに感じられるのですが、エバー航空はあまり塩辛さがないんですよね。

台北(桃園)〜関西のフライトでいただいたもの。
チキンサラダに唐揚げ甘酢かけというチキンづくし。

サラダのチキンは胸肉。
こちらも美味しい!
味付けもメニューも、チャイナエアラインよりも好みでした。

ビールは台灣ビールクラシック。
クラシックは台灣ビールゴールドメダルよりもややあっさりめ。
わたしはゴールドメダルの方が好き。
チャイナエアラインとエバーだったら、わたしはエバーの方が美味しいかな?と感じます。
タイ国際航空(TG)

2017年夏に関西〜バンコク(スワンナプーム)〜コペンハーゲン間を利用した際にいただきました。
関西から搭乗すると柿ピーとドリンクのサービスが開始。
わたしは白ワインをチョイス。
美味しかったけど、柿ピーならビールにするべきだったかな?

しばらくして機内食のサービス。
チキンとビーフを選ぶと親子丼ぽいものがサーブされましたが最後まで完食できず。
親子丼好きな方が食べると多分がっかりするかも。

バンコクに差し掛かるタイミングで、アイスのサービスが。
こう、時間差でサービスがあるととても嬉しいです。

バンコク(スワンナプーム)深夜発〜コペンハーゲン行きの機内でのミール。
深夜に洋風ビーフシチューとマッシュポテトの組み合わせは重かったです。
味付けは悪くなかったのですが。
事前にラウンジでいろいろいただいていたのでほとんどパスしちゃいました。

朝食。
コペンハーゲン到着1時間くらい前にサーブされました。
現地時間で5時くらい。
すでにあの美味しかったターキッシュエアラインのオムレツ以上に美味しい機内食オムレツはきっと存在しないと思っていたのであまり期待はしていませんでしたが、やはりターキッシュエアラインにはかなわず。
フルーツは美味しかった!

コペンハーゲン〜バンコク(スワンナプーム)間のミール。
ヨーロッパ発だと搭乗時のおやつはプレッツェルでした。
小さなスナックでも国際色が感じられますね。
ビールはシンハービールのタイ航空パッケージ版。
シンハーもあっさりしていて好きです。

プレッツェルはサワーオニオン味でビールとの相性抜群。
やっぱりスナックにはビールですねぇ。

機内食はずっと食べたかったタイフード!
チキンを選ぶとグリーンカレーが降臨しました。
本場のグリーンカレー、ほどほどに辛いです。
辛いのが苦手な方は完食できないんじゃないかな?
クーラーがよくきいた機内でしたが、辛党のわたしでも毛穴からちょっと汗が吹き出ました。
ところどころに感じられるたけのこの食感がすごくよかったです。
やっぱタイの航空会社はタイフードが一番おいしいのかな?

同じ便の朝食。
やはりオムレツは・・・でした。
コペンハーゲン発の便は、ヨーグルトやジャムなどが全てオーガニックだったのがとても興味深かったです。
エアアジア(AX)

2017年春に母とマレーシア・シンガポール旅行に行った際、クアラルンプール〜シンガポール間を利用した際にいただきました。
格安航空で、食事代は別料金だったのですが、ホテルで朝食を食べられなかったため、急遽オーダー。
当時のレートで、コーラとセットで1食200円くらいでオーダーできました。
わたしはニョニャプラウンカレーを選択。
シーフードカレーですね。

見た目はややアレですが、これめっちゃ美味しかったです。
LCC=ご飯はあまり期待できないと思っていましたが、全然そんなことないです。
程よくスパイシーで、ココナッツの風味がきいたおいしいカレーでした。
母はビリヤニを頼んでいましたが、美味しいけど熱い+辛すぎるということで完食するのが辛そうでした。
フライト時間は1時間で、到着あと30分のタイミングでサーブされたんです。
なので、急いで食べなければならなかったので大変……。
アッツアツで全然食べられない!
もっと長い時間のフライトならゆっくり食べられたかな?
でも、東南アジアのおいしい料理が食べられて満足。
またエアアジアを使う際は必ず機内食をオーダーしたいなと思っています。
予約可能なミールはエアアジアオフィシャルサイトからチェックできますよ。
東南アジア料理が好きな方は多分気にいるはず。
エミレーツ航空(EK)

おいしい機内食を提供する航空会社ランキングではいつもTOP3に入るエミレーツ航空。
今回は業務渡航で、2017年晩秋に成田〜ドバイ間でいただきました。
夜便です。
エコノミーでもちゃんとメニューがいただけます!

メインはハンバーグorカレイのソテー。

カレイを選択。
身がフワッフワでとっても美味しい!
チャーハンはごま油風味。
機内でおいしいお魚とパラパラチャーハンが楽しめるとは。

タイ航空同様、エミレーツはカトラリーが金属製。
重くて落としにくいので助かります。

朝食はドバイ時間で5時頃のサーブ。
オムレツはやや固めでしたが許容範囲。
お腹いっぱいだったので完食はできませんでしたが、ポテトもおいしくいただけました。
夜便で照明が終始暗かったのが心残り。

さて、ドバイ〜成田便。

メニューはお魚かチキン。

今回はチキンを選択。
胸肉のソテーでしたがターキッシュエアラインと同じく、とってもやわらかジューシー!
付け合わせのポテトも、あまり期待していていなかったインゲンも美味しくいただきましたよ。

スナックのビスケットとチェダーチーズも完食。

ドバイ発でしたが、ビールはアサヒ!
海外パッケージでしたが、あまり日本製と変わらず安心。
ドバイではビールを飲んでいなかったので美味しさは格別でした。

朝食はサーモンの照り焼きを選択。
ドバイで作ったとは思えないほど日本味!
そりゃ、ランキングトップに入るよね、という納得のお味。
中東経由で行くなら、エミレーツかターキッシュかなぁ。
エティハドも利用したことがありますが、上記2社にはかなわないように感じました。
中国南方航空(CZ)

2018年7月利用。
関空〜広州〜パリ路線です。
利用クラスはエコノミープレミアムでしたが、サービスがエコノミーと変わらなかったのでここに記録を残しました。
関空発便でポークライスを選ぶとカツ丼がサーブ。
カツがふわふわで美味しかったです!
お蕎麦は食べていません。

広州〜パリ線では、深夜便で2度ミールがサーブされましたが、夕食はパス。
(搭乗前にラウンジで夕食をいただきました)
機内では、パリ着陸前にいただいた朝食のみいただきました。
朝から野菜コロッケにシナモンロールっぽいデニッシュに……とやや重ためですが完食。
中国南方航空は以前に何度か利用していますが、今回のミールが一番美味しかったです。

カトラリーがもう少し丈夫だったら大満足!
(ちょっと食べにくかった)

2018年9月搭乗。
牛丼のようなメインでしたが、とにかくしょっぱかった…
(減塩生活してるからとくにそう感じたのかも)
エールフランス(AF)

2018年7月利用。
パリ・シャルルドゴールからコペンハーゲン空港までのEU域内線のなかでもかなり短距離線ですが、機内ランチがいただけました。
選択肢はハム&チーズorベジタリアン。
ハム&チーズを選び、ドリンクはオレンジジュースを選択。
(朝便だったのでアルコールは選ばず。選んだ場合はミニボトルがいただけるようでした)

わりと大きめでボリュームあり。
この路線の搭乗前にもラウンジに行っていたため、かなりお腹いっぱいに。

2018年9月のフライト。
パリ(CDG)〜広州(CAN)まで搭乗。
このフライトではメニューが提供されました。
フレンチか中華の2択。
クリームチキンライス(仏)or ポークライス(中)です。

わたしは中華ライス選択。
深夜の胃には重たい、なかなかの塩分きつめライスでした。
上の四角いパンのようなものは揚げパンを粘っこくさせて甘くしたような感じ。
フライト前にラウンジで色々いただいていたので完食できず。

こちらは朝食。
クスクスのピラフのようなものとパンにマドレーヌに…と炭水化物ヘブン。
先ほどの食事がまだ胃に残っていたので、こちらも完食できず。
吉祥航空(HO)

羽田から上海(浦東)まで搭乗した際の機内食。

食事というよりは軽食、お菓子といった印象でしょうか。
ザーサイが入ったパックは初めて目にしました。
若干しょっぱく、ビールが欲しくなる味で結構おいしかったですよ。
機内食、随時更新していきます!

いろいろ思い出しながら書いていたら、かなり長い記事に。
長くはなりましたが、また近いうちに国際線を利用するため、随時機内食情報を写真とともにアップしていく予定です。
需要あるかな?
今のところ、どの航空会社もおいしいですが、いまのところ中東系がダントツで美味しいです。
またの更新をお楽しみに!
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