モチヅキです。
現在、スウェーデンに滞在して数日が経ったところです。
さて、先日あんなことやこんなことがあった中国南方航空を利用しました。
今回は関空(KIX)から中国・広州(CAN)、フランスのパリ・シャルル・ド・ゴール(CDG)までの利用。
リコンファームの必要があったり、機内でスマホが禁止されているのでは?と心配でしたが、杞憂でした。
数年ぶりの利用でしたが、当時よりもいろいろなクオリティが格段に上がっている気がしました。
では、さっそくレポートします!
ちょっと長くなりそうです。
目次
関空(KIX)〜広州(CAN)編(CZ390)
まずは関空のJALサクララウンジからスタート。
午後2時くらいの便だったのですが、以前利用した時(午前中)よりも人口密度が少なくて快適に過ごせました。
こちらでは白ワインのみいただきました。
今回は南ウィング利用だったのですが、ゲート近くにこんなチェアが!
前までありましたっけ?
搭乗までしばらく時間があったので、ここから滑走路を眺めていました。
さてさて、搭乗です。
久々に乗る中国南方航空便。
以前はやかましい機内でなかなか休めなかったのですが、今回はどうかな……。
座席
搭乗30時間前から開始するオンラインチェックイン時に座席指定をしたら運良くプレミアムエコノミー席を予約できました。
エコノミークラス前方に位置するプレエコ席は微妙に他の座席と色が違うのですぐにわかります。
座席は、やや広めに感じられました。
ヘッドレスト部分が広告になっていないのも◎
以前はブランケットはCAさんに言わないといただけなかったのですが、もともと座席に準備してくださっていました!
よかった♪
以前中国国内線に搭乗した時はブランケットをお願いしたらもうなかったようで、寒い思いをしたことがあります。
厚手の生地。
フリースよりはぬくぬくではないですが、静電気も起こりにくい感じです。
そういえば、この座席……ほとんど通路に面している座席でした……。
以前タイ航空便に搭乗した時の反省を生かしきれていませんでした(笑)
通路側でほぼ通路に席があるような座席なので、人の往来が多い場合はやたらカーテンや人が当たったりするんですよ。
幸い、そこまで搭乗率が高くなかったのであまり人の往来はなかったのですが……。
前方部分。
どの飛行機のバシネット部分はどこも大した差はないかと思います。
機体はA330でした。
今回、コペンハーゲンが最終目的地でしたが、全てエアバスでした♪
イヤホン、いやヘッドホンは他の航空会社と同じような印象。
中距離線や短距離線はイヤホンだったりすることもありますが、ヘッドホンなのは良心的かも。
(使いませんでしたが)
機内誌。
なんかタイトルが中国語のテキストみたいですね。
後ろの列をぱちり。
席から動けなかったので良い写真は取れていませんが、2列目以降もなかなか良い感じの間隔のようでした。
機内食
離陸後すぐに、軽いスナック(ナッツ)と飲み物、おしぼりが提供されました。
わたしはビールを選択。
中国のビールだと、青島ビールが一番好きです。
以前までは常温提供だったのが一変、冷たいビールが出てきたのが驚き!
おしぼりは、ほんのりジャスミンの香りがするもので、とっても気持ちがよかったです。
(個人的ベストおしぼりはベトナム航空の強烈ジャスミンおしぼり)
そうそう、中国の缶ビールってこんな感じで缶詰みたいな開け方をするものが多いんですよね。
日本のものよりもちょっと飲み口が小さめでやや飲みにくいですが、おいしいですよ。
さて、そうこうしているうちに機内食がサーブされました。
と英語で聞かれました。
英語がちょっと苦手だったようでしたが、一生懸命でかわいかったです。
ポークライスを選ぶと、カツ丼が出現。
カツがとってもやわらかく、おいしくいただけました。
あれ、南方航空って機内食おいしかった……っけ??
良い意味でとても驚きました!
機内エンターテイメント
座席脇から画面を出そうと思えば出せたのですが、なんせ眠かったので何も観ていません。
前方の画面にも何も映らず。
ちなみに個人モニターの操作チャンネルはこちら。
そこまで古くはなかったですよ。
まさかの機内アンケート?!
まさかこんな感じでCAさんが席まできてくれるとは思いも寄らず。
南方航空はサービスにどんどん力を入れているようですね。
周りでは全員聞かれたようではなく、スカイチームの上級会員のみのアンケートのようでした。
こういう姿勢が見られて、とても好感が持てました。
そんなこんなで広州に到着。
席も広々で、快適なフライトでした。
3時間半だったかな?
ちなみに、到着時間がわかった時点で、上級会員の人全員にわざわざ何時頃着かを伝えにきてくださいました。
こうした細やかな心遣いも素敵でした。
広州(CAN)〜パリ(CDG)編(CZ347)
さて、ここから2便目です。
乗り継ぎ時間が7時間くらいあったのでなかなかヘビーでした。
座席
今回はやや後方の席。
あまりプレエコっぽくはないです。
エコノミークラスだけど前方の席で降機の際早めに出られるメリットがある=プレエコ
という感じでしょうか?
座席間隔や幅もエコノミークラスと大差はなし。
この席で11時間……お尻と腰へのダメージが気になります。
うーん、狭いです。
ただし、モニターや席自体は新しめ!ラッキー♪
液晶もきれい!
多言語対応です。
USBポートもあって安心。
ちなみに、中国南方航空では昨年くらいまでは機内でなぜかスマホ使用が禁止されていましたが、今はオールオッケーです。
コンセントもあるので、PC利用もできそうでした。
(使うつもりでしたが、結局寝てしまい使えず。)
なんと!Wi-Fiも使えます
よくよく座席のモニター下を見てみると、こんな表示が。
Wi-Fiが繋げるようでした。
うん、確かに中国南方航空らしきWi-Fi飛んでます。機内で。
繋がったようです。
ただし、このWi-Fiは中国当局に監視されているようで、各種SNSやgoogleにはやはり接続できず。
あと、とても遅いです。
繋がるだけ良いのかもしれませんが……。
機内エンターテイメント
画質とてもきれいです!
ジャンルもさまざま。
映画は割と新しいものが多かったような。
音楽はアジア系多め。
TVシリーズに大好きな「プロジェクト・ランウェイ」発見!
退屈しのぎにずっと観てました。
機内販売もこちらでアイテムをチェックできるようです。
そこまで安い印象はないかな。
機内食
1回目は中国上空で夕食がサーブされましたが、すでに広州のラウンジでいろいろいただいてたのでパス。
ラトビア上空になったくらいの時に、朝食がサーブされました。
今回は中華と洋食からの選択で、洋食をチョイス。
野菜コロッケにハムがのったオムレツ、シナモンロールなどなど。なかなかヘビーです。
カトラリーはプラスチック。
もうちょっと厚めだと使いやすかったんだけどな。
全体的においしく大満足。
こちらはヨーグルト。
甘めでおいしくいただけました。
やっとパリ到着!
長かったですが、プロジェクトランウェイ観れたし、たくさん眠れたしでそこまでストレスがないフライトでした。
うるさい人もいなかったですしね。
隣の方も体が大きい方でしたが、良い人でした。
ほんとに中国南方航空?サービス大幅に改善されてます!
まずは、関空(KIX)〜広州(CAN)、広州(CAN)〜パリ(CDG)までの中国南方航空プレミアムエコノミークラス搭乗記を綴ってみました。
サービスが大幅改善されているし、なにより機内食が数年前よりもかなりグレードアップされていてかなり驚きました。
ただ、欲をいえば、
- プレミアムエコノミーなら、もっとそれらしいサービスがあればよかった
(アメニティの配布やエコノミークラスとの食事の差別化など) - Wi-Fiもうちょっと早く繋がったらな〜
- 中国人CAさんの英語力がもう少しあれば助かる!
というところでしょうか。
エコノミークラスの料金でやや上のプレミアムエコノミークラスの座席をいただけたのであまりいろいろ言うべきではないかもしれませんが、「プレミアムエコノミー」という名前だと、やはりもっと良い席を期待してしまいます。
とはいえ、とても快適かつ大きな揺れもなく関空からパリまで来れたので大満足です。
中国南方航空にはあまり良い思い出はないのですが、今回の快適なフライトでイメージが大幅アップしました♪
パリ(CDG)〜コペンハーゲン(CPH)便編(エールフランス)はこちらからどうぞ。
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