現在クアラルンプール滞在中のモチヅキです。
シンガポールに到着後、すぐにクアラルンプールへ向かいました。
シンガポールからクアラルンプール移動時間は飛行機で1時間ほど、バスだと5時間〜6時間ほどかかるのですが、あえて時間がかかる後者・バスを選んだ今回の旅。
というのも、飛行機だと1時間でアクセスはできるものの、2時間前から空港にいないといけないし空港が微妙に遠い…という理由でバスを選んでみました♪
バスといっても千差万別なのですが、今回はちょっと奮発してビジネスクラス並みの席があるファーストクラスバスを利用。
予約方法からバスレビューまでご紹介します!
目次
まずは予約!

今回利用したのは、BUSTICKETONLINEというバス予約サイト。
シンガポールやマレーシアだけでなく、他の東南アジアの国のバスも予約できますよ。

まずは
- One Way(片道)かReturn(往復)か選択。
- DEPART FROM(出発地)とARRIVE TO(目的地)の都市を選択
- DEPARTURE DATE(出発日)を選んで、
- Search Buses(バスを探す)をクリックします。

すると、時間が早い順にいろいろなバス会社のバスが出てきます。
都合が良い時間のものを選んでみましょう。

今回私たちはTranstarの10:00シンガポール発の便を選択。
- WiFi
- 食事
- 電源ポート
がついています♪

バス内部はこのような感じに。
ただし、その日の運行バスが写真と同じバスかどうかはわからない模様。

バス会社を選んだら、席を指定します。

次に、連絡先やパスポート番号を入力。

次に支払い方法を選択。
クレジットカードはビザかマスターカードが対象。

最後に、乗車日の確認と規約約款に同意して、Proceed to Paymentをクリックして完了。
次の画面で決済画面に飛ばしてくれます。
お得に予約するなら乗車日1ヶ月を切ったタイミングで!
ちなみに、予約は乗車日1ヶ月を切ったくらいのタイミングだととても安く予約できます!
わたしたちが今回利用したトランスターのファーストクラスバスはもともと53シンガポールドル(だいたい4,200円)でしたが、出発日1ヶ月をきったらなんと37シンガポールドル(だいたい3,000円)に!
これでだいぶ交通費を節約できました♪
ただ、シンガポールークアラルンプール間など人気路線や土日祝日の出発日はすぐに席がうまる可能性があるので、ちょこちょここまめにチェックしておくことを強くおすすめします。
トランスターファーストクラス乗車当日はゴールデンマイルコンプレックスへ
まずは、 シンガポールのタイ人街とも呼ばれる「ゴールデンマイルコンプレックス」へ。
荷物が多いし暑いし、MRT駅から微妙に離れていることもあり、Grabを利用。
涼しい車で快適快適!
10:00出発ですが、30分前にはチェックインしてね!とのことだったので、09:30には到着できるようホテル出発しました。

ゴールデンマイルコンプレックスに到着するとわかると思いますが、どこもかしこもバス会社のオフィスが並んでいます。
まずはご自身のバス会社を探しましょう。

チェックはとても簡単。
印刷したチケット(予約・支払い完了後に予約メールがくるのでそれを印刷)を会社の人に見せるだけ。
バスのナンバープレート番号を記入してくれます。
ナンバープレートがわかれば、出入国後やサービスエリアでも迷いませんね。

さて、こちらがゴールデンマイルコンプレックス内部。
THE・タイなお魚っぽい香りやハーブの香りが充満したさびれた空間です。
最初訪れた時は

と思っちゃったほど。

フードコートもあり(タイスキが安いそうです)、

ドラッグストア的なものもあります。

たしか豚の皮を揚げたスナックだったかな?
デンマークにも同じようなお菓子がありよく食べてましたが、結構美味しかったですよ!

そんなこんなでもうすぐ乗車時間。
バス会社付近でうろうろしていたら、会社の人に「あっちにバスがきてるよ〜」と声をかけられました。

さて乗車。
わたしたちは2階席なので階段からアクセス。

すごい、1列x1列のバスは久々に見ました。
夜行バスくらいでしか、こういった配列のバスに乗ったことはありません。

時間はかかりますが、飛行機のエコノミークラスよりずっと良いです♪

シェル型シートというのか、一つ一つ独立しているので、前の人が座席を倒してもこちらのスペースが狭くなることはまずありません。

座席に一つずつTVモニターがありますが起動されず。
まあ良いです。

頭上ではエアコン風量の調節とライトのONOFFができます。

ここはゴミ箱かな?
下にはきったないですが電源タップもあります。
きったないけど。(2回言う)

そんなこんなで出発。
バイバイシンガポール。

出発して15分ほどで国境間際まで近付きました。
シンガポールに入国する方の車道はものすごい渋滞です。
2回ほどこのバスを利用していますが、どちらも必ずシンガポール側が大混雑してます。
今回の旅程とは逆に、バスでクアラルンプールーシンガポール路線を利用される方は時間に余裕を持っておいた方が良いかも。

ほどなくして出国審査場に到着。
ここからは撮影禁止なので撮影していませんが自動ゲートがあるのでスイスイ通過できます。
そして、乗客全員そろったらまた出発し、しばらくしてマレーシア入国審査場に到着。
荷物検査があるので、一度スーツケースなどの大きい荷物を含めパスポートチェックを受ける必要があります。
こちら、とってもバスが混雑していたのか1時間も待たされました。
前回は待たずに入場できたのに…。
外気温33度、冷房がゆるくなるバスのなかで1時間待つのは苦行でした。。

マレーシア入国後は、すぐに乗務員さんが合流し、お弁当タイム。
カフェ・食堂KILLINEYのお弁当。
初めて乗車した時はチャーハンとチキンナゲット、チキンソーセージのセット。
中央のパイナップルサラダが美味でした。

で、こちらが今回のお弁当。
大好きなナシレマです♪
唐揚げと、しっかり味付けされた小魚とピーナッツ(小袋)、そこそこマイルドだけどご飯にのせる量を間違えると確実に口から火を噴出すほど辛いサンバル(タッパー)まで完璧にそろっています。
おいしくいただきました〜

同時に、ドリンクサービスもあります。
コーヒーかお茶を選べますよ。

ボトルウォーターと、

ブランケットももらえます。
マレーシア国境越えてからなぜか強烈ブリザード状態になったので首までかけて眠りました。

しばらくしてサービスエリアに。
どローカルです。

スナックを売ってるトラックや、

フルーツ屋台などなど。
国が違うとサービスエリアも全然違うんですね。

スナックだけ売ってる屋台も。

お手洗いへ。
マレーシアのICカード・タッチアンドゴーで支払いできる自販機まであります。
海外でこんなにオープンエアな場所にある自販機を見かけたのはシンガポールとマレーシアだけかも。
あ、お手洗いも超ローカル(トイレットペーパーはお手洗い入る前のエリアで使う分だけもぎ取ってGOタイプ、個室内はホースと和式に近いスタイルのお便器のみ、そして臭う)なので、多分ドン引きする方もいらっしゃるかも…

しばらくぷらぷら。
暑くなってきたので車内に戻ります。

出発してしばらくしてからお菓子が配られます。
この日はオーツ麦クッキー。
なぜだかわかりませんが、マレーシアってこういった麦入りビスケットやクラッカー、クッキー類が多いような気がします。
このお菓子タイムでシンガポール出発から4時間は経過していたと思います。
KL到着!時間はかかるけれど快適に移動できます

お菓子タイムから40分後くらいに到着地・Imbi駅周辺に到着。
ゴールデンマイルコンプレックス出発から5時間半くらいでしょうか。
2度目は、マレーシア入国に1時間かかってしまったのと渋滞に巻き込まれたのもあり7時間ほどかかりかなり体力も消耗してしまいました…。
これもバス旅にはつきもののトラブルではありますが、快適な分こういったトラブルもあるということも理解しておかないといけないなと感じました。
お弁当や超ローカルなSA、マレーシアやシンガポールの風景を楽しみながら移動できたりと、ローカル旅を楽しみたい方にはきっと良い経験ができるのではないかなと思います。
ただ、時間は道路状況や天候、出入国者の数など、状況次第で1時間以上ずれこむこともあるので、時間に余裕を持って バス旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか♪