モチヅキです。
会社員時代から仕事などで海外に行くことが多かったわたし。
大学時代に取得した10年間使えるパスポートのスタンプページが、退職前の時点ですでに全体の半分がいっぱいに。
パスポートがいっぱいになったらページを補充してもらえるのですが、
あと残り4年分残っているのなら、フルに使いたい!
パスポートの間にはなるべく余白を作りたくない!
と感じるようになりました。
そこである実験を2年間かけて行ってみました。
とくにオチはないのですが、気になる人は読み進めてください。
対策
対策は極めて簡単。
スタンプのページに縦の折り目をつけるだけ。
「この縦のラインの左右にきちんとスタンプを押してくれるのか?」
という実験内容です。
せめて左右にスタンプを押してくれたらスペースが節約できると仮定しています。
イメージ図。
外務省のQ&Aページを確認してみたところ、
『ICチップのページや写真のページが折れる、破れるのはNG』
と記載されていましたが、このように折ることについてはとくに記載されていないようです。
わたしと同じことを考えた人でパスポートのスタンプページに枠線を書く人がいらっしゃるようですが、書き込みはNGだそう。
ということで、縦に折ることにしてみました。
ここ2年で国内外の出入国管理の方に注意されたことはないので、ページを折っていてもおそらく大丈夫かと思います。
指定した場所にスタンプを押して欲しかったらその旨を伝えれば良いのですが、出入国管理の方も忙しいでしょうし、めんどくさいのでこの「ページを縦に折ってみる」方法で様子をみてみることに。
結果、どうなった?
ビフォー
(折り始める前のページ)
結構ばらつきが。
一見成功しているページ。
左ページは許容範囲内ですが、右ページでは、黒いスタンプが被っています。
フランス入国時のスタンプですが、審査官の方、わたしを睨みつけながら押してたっけ。
アフター
全てアジア出入国のページ。まぁまぁか?
あまり効果がなかったページ。
ていうか、むしろ折れ線の左右に押すんじゃなくて、つめつめで押してもらえた方がスペース空けられるよね…
水色枠内の左はオランダ、右はスウェーデン。
オランダなんてもうページのキワキワです。
ある意味、ページの節約にはなりました!
ちなみにスウェーデンの場合は、陽気なおばちゃん審査官でしたが、押すときに
“Welcome to Swedeeeen!”バアアアアアン!
と、わたしを笑顔でお迎えしてくれました。
わたしを見ていたので、手元を見ておらず、ど真ん中にヒット。
おばちゃんの笑顔、可愛かったなぁ。
スタンプはずれていますが、笑顔を見せてくれる入国管理の方はなかなかいらっしゃらないので、嬉しかったです。
ありがとう、ベトナムの出入国管理の方!
このオールベトナムのスタンプページ、パーフェクトですね。
ベトナムの場合は、入国スタンプの横に必ず出国スタンプを押す、というルールがあるのかも?
おーい!フィンランドー!
規則正しく、省スペースで押してくれたのは嬉しいのですが、よりによって最後のページ!笑
ベトナム以外、あまり効果ない!笑
2年間、パスポートのスタンプページを縦折りして、きちんと等間隔にスタンプを押してくれるか観察してきましたが、あまり功を奏しませんでした!ちーん……
押し方は国や地域の文化やルール(ベトナムが気になります)によるところもあるのかも。
横に折るべきかと思いましたが、破損の恐れがあり困難。
やはり、省スペースできっちり押して欲しければ、
- 「●ページ目の空欄に押してね!」と書いた付箋をあらかじめスタンプページに貼っておく
- 押して欲しいところを指差しか口頭で伝える
などの対策が必要かもしれませんね。
また、国内主要空港で使える「自動化ゲート」の利用も検討した方が良かったかなとも感じています。
あれ、指紋認証で出入国できるシステムのため、日本出入国の際スタンプが要らず、結果としてページの節約につながるんです。
わたしも以前登録を試みましたが、指紋が認識されず、10分ほど四苦八苦した記憶があります。
結局、係の方に
「申し訳ございませんが、またの機会に……」
と言われ、それ以来は登録ができていません。
昨年くらいでしたが、もう面倒臭いからいいや〜っとなってしまいました。
結果はどうあれ、お国柄が出た結果となりました。
実験終わり!
コメントを残す