空港での税関申告(酒)を経験。驚きの納税額!




モチヅキです。

先日、台北に旅行に行った際、1Lを超えるお酒を日本に持ち帰りました。

その際に初めて関空で税関申告をしたのですが、まさかの税金額に愕然!だったんです。

そもそも空港での酒類の免税範囲は?

スクショ元:税関HP http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/menzei.htm

酒類なら、1本760mlが3本までなら免税となっています。

350mlの缶ビールなら、6本程度ですね。

免税範囲量を超える場合

スクショ元:税関HP http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/zeigaku.htm

先ほどご紹介した量を超過する場合は、超過した量とお酒の種類に応じて課税されるというしくみ。

 

税関のホームページを初めてみた時は、

「あれ、こんなに安かったん?」

と拍子抜けしました。

 

ビールなら、1L超過で200円しか課税されないですし。

もっと徴収されるのかと思ってた。

2018.12.24追記:関税の方曰く、税額が100円を切ったら税金の支払い義務はないそうです。でも、購入したお酒が免税範囲を超過している場合、税額問わず申告が必要ですよ!

今回申告した量

ドーン!

上左から時計回りに、

  1. タイガービール 485ml…2本
  2. 台湾ビールゴールドメダル 500ml…2本
  3. 台湾フルーツビール パイナップル味 330ml…1本
  4. 台湾龍泉フルーツビール 水蜜桃味 330ml…1本
  5. 台湾フルーツビール マスカット味 330ml… 1本
  6. 台湾フルーツビール ライチ味 330ml… 1本

合計3,290ml

3Lと少しですね。

ちなみに、ビールを買ったのは、台湾のカルフール頂好(ディンハオ)

コンビニよりも安く、「●本買ったら◎元!」といったディスカウントキャンペーンも多いのでおすすめです。

スクショ元:税関HP http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/menzei.htm

免税範囲は760mlx3本。

2,280mlは免税されることになります。

なので、3,290-2,280=1,010mlの超過です。



どきどき税関申告。現物ではなく写真提示でOKでした。(関空)

写真は、あらかじめ台北市内のホテルで撮影したものです。

とりあえず、税申告の有無に関わらず記入必須の税関申告書に本数等を記入し、税関の方に

  • この写真
  • パスポート
  • 税関申告書

を提示しました。

 

税関の方に、

 

関空の税関職員さん
この写真のもの以外にお酒がスーツケースに入っていないのであれば、現物を見せていただかなくても大丈夫ですよ!ちなみに全てビールでしょうか?

と聞かれたので、

 

モチヅキ
はい、全てビールです。それぞれの容量は〜

と、全ての容量を口頭で説明しました。

 

このあと、

関空の税関職員さん
わかりました!計算しますので、少々お待ちくださいね〜

と、税関の方が容量合計を計算してくださいました。

 

ビールは全てスーツケース内1か所にまとめて取り出しやすいようにしていましたが、重いスーツケースからわざわざビールを出さなくてよかったので一安心。

待つこと3分程度。

納税告知書をいただけました。(くちゃくちゃになっちゃいましたが…)

3L+1,010mlの超過でしたが、1Lとして計算されていましたよ。

 

3L近くビールを購入して200円のみの納税。

「納税額高かったらどうしよう……」と不安だったわたしはなんだか拍子抜けしちゃいました。

納税します

その場で納税しようと思ったら、税関の方が

関空の税関職員さん
こちらでは現金をお受け取りしていませんので、恐れ入りますが後ろのみずほ銀行でお支払いをお願いいたします

とご案内してくださいました。

 

ずっと

「なぜあそこに銀行が?」

と思っていましたが、納税のために存在していたんですね。

200円を銀行カウンターで支払い、日付印をいただいて納税完了。

あまり人が並んでいなかったこともあり、スムーズに進みました!



いろいろ買い込んでも安心な額。ほっ

これだけのビールを買い込んでも、納税額がとっても低いことに驚いた税関申告。

「海外でいろいろお酒買ったけどお金たくさん取られそうだし、申告しないでおこう……」

と思っている方、危ないですよ!

 

無申告であっても、税関の方はスーツケースはランダムにチェックしています。

無申告の場合は罰金が課される場合もありますので、免税量を超えるようだったら必ず申告しておきましょうね。

 

今回、わたしは写真と口頭での容量説明で税関申告ができましたが、商品によっては取り出しが必要な場合もあるかと思います。

なるべく、お酒はスーツケース内で出しやすい場所1ヶ所にまとめてパッキングしておいた方が良いかも。

 

税額が高いお酒を何Lも持ち込むのであれば話は別ですが、ビールやワインを何本か購入される方にはあまり負担ではない金額ですので、比較的安心してお酒を購入できるのではないでしょうか。

海外で美味しいビールなどを見つけたら気兼ねなく数本持ち帰れる金額なのは嬉しいですね。

【番外編】失敗なし!海外旅行先から缶ビールを持ち帰る時のパッキング方法

「海外旅行先から缶ビール持ち帰りたいけれど、どう梱包すべきか悩む〜」という方、いらっしゃいませんか?

わたしも海外出張に頻繁に行くようになり、ビールを持ち帰ることが多くなってからいろいろ悩みましたがあるもので解決しました。



それは圧縮袋

  • まとめて入れて空気を抜けば、万が一開栓してしまっても漏れない
  • 買った缶ビールを税関で提示する時にまとめて出せる

という大きなメリットが付いてきます。

「割れない?」と思った方もいらっしゃるかと思いますが、心配な場合は、

  1. 圧縮袋にビール入れて空気抜く
  2. ビール入り圧縮袋の上と下に衣類を置いておく

といった方法が安心。

わたしも10ヶ国以上からビールを持ち込んでますが、この方法で今まで缶ビールがダメージを受けたことはありません。

瓶の場合もこれでだいたい大丈夫でしたが、不安な時は圧縮袋の上からカーディガンなどの長めの服でぐるぐる巻いて割れないように対策してます。

圧縮袋、おすすめですよ〜!


【おすすめ記事】お酒、こんなところで買ってます。

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