台中のホグワーツ?「宮原眼科」の素敵なお菓子&内装デザイン




モチヅキです。

台中あたりは前職でよく訪れていたのですが観光は初めて。

今回は、ずっと行ってみたかった有名なお菓子屋さん・宮原眼科へ。

レトロな建物大好きなわたしには絶好のスポットでした!

眼科なのにお菓子屋さん?宮原眼科の歴史

日本統治時代に鹿児島出身の眼科医・宮原先生が1927年にここ台中で開業した眼科医院。

当時の台中では最大規模の眼科だったようですよ。

戦後の退去命令によってこの宮原眼科は政府の建物(台中市衛生院)に姿を変えましたが、数年後に移転。

そのまま40年もの間放置(!)されてしまい、その間に受けた地震や台風による影響でぼろぼろになってしまったため取り壊される事になってしまいました。

歴史的建築物が取り壊される前に待った!をかけたのが、地元・台中で有名なパイナップルケーキの会社「日出グループ」。

残っているパーツを利用しながらリフォームし、現代要素とレトロ要素がうまくミックスされたおしゃれなショップに生まれ変わらせたのだそうです。

宮原眼科の名前はリフォームせず、そのまま利用しているのもなんだか素敵ですね。

あ、今気づきましたが外観撮り忘れちゃいました。

気になった方はググってみてください…




まるでホグワーツのような内装

わたしが訪れたのはクリスマスシーズン。

ライトアップが美しかったです。

入店してふと上を見るとトナカイがいてびっくり。

ちょっとしたおしゃれなテーマパークみたい。

ガラスケースには大きなクッキーたち。

全部買い占めたい…!

ドライフルーツとチョコの組み合わせも。

クリスマスのオーナメントのようなチョコレート。

三角ボックスのなかにドライフルーツチョコが入ってます。

暫く立ち止まっていたら日本語表記の商品案内をいただきました。

メロンとチョコ、パパイヤとチョコ…などなど、台湾らしい南国フルーツが並んでいます。

ホグワーツの図書館みたい。

シェルフの中にはチョコレートやケーキがたっぷり!

お茶もありました。

金木犀やカモミールなどなど。

天井はガラスになっていて、自然光が入るようになっています。

この上の階はランチが楽しめるレストランになっているようですよ。

もう少し奥に進むと広めの書斎のようなスペースが。

こういった渋めの内装、たまりません!

本棚をよく見てみると、全てCDサイズのボックスに小さなお菓子が詰められていました。

巨匠、ファンキーですね!

ランダムに置いているだけでもおしゃれ。

タイトルはもちろんそれぞれのお菓子にちなんだ名前になってます。

大好きなデーツとくるみのお菓子を発見!

クラシカルなパッケージング。

今回購入したお菓子たち

ショップ袋、眼科医院の面影があるデザインですね♪

目についたお菓子全部買いたかったのですが、やはり有名ショップで観光地化・ブランド化(現地では高級菓子店)しているからか価格は少しお高め。

特に気になったものを2つ購入してみました。

購入の際はクレジットカードが使えるだけでなく、店内の複数箇所にレジがある(お菓子コーナー別に支払いするシステム)ため、観光スポットのショップにありがちな混み合ったレジに並ばされるようなことはありません。

コーナーごとに会計するのは面倒かもしれませんが、お菓子によって包装も異なるようなのでこのシステムの方がスムーズなのでしょうね。

ドライフルーツチョコ(ライチ味)200元

ライチとチョコの組み合わせが気になったオーナメントチョコ(勝手に呼んでる)。

よく見るとハッシュタグついてますね。

最健康的!

チョコレートはダークチョコレート。

香りが強いライチとほろ苦いダークチョコレートの組み合わせは万人受けよりは大人受けしそうなお味。

美味しくいただきました!

CDジャケット菓子(デーツ×くるみペースト)200元

宮原眼科さん、内装はもちろん、包装にもこだわりがある模様。

CDがちょうど入るサイズの紙袋を用意してくださいました。

サイズはCDサイズですが、昔のレコードを買って帰ったような気分。

こういったポイントも人気の理由なんでしょうね。

冒頭で少し触れた、台中で有名なパイナップルケーキ屋さんが手がけているお菓子のようですね。

どーん。

スティック状のペースト。

これはペーストと呼んでいいのかな?

裏面。

両サイド同じデザインかと思いきや違うんですね。

「日出」の名前にふさわしいパッケージのものを選びました^^

背部分にもデザインが。

そのまま書棚に紛れ込ませていても違和感なしです。

ペーストは思っていたのと全く違うカラーとお味でびっくり。

「デーツ=すごく甘い」という認識だったのですが、ひっくり返るほどビターで薄味。

お茶っぽいほろ苦さとデーツの甘さ、くるみの渋さが混じってとても大人な味でした。

ほうじ茶と一緒に食べたいお菓子。




「宮原眼科」でデザインが素敵な内装&お菓子選びを楽しもう!

台中で人気のお菓子屋さん「宮原眼科」訪問記をお届けしてきました。

足を踏み入れた瞬間、頭の中でホグワーツとホームアローン(クリスマス時期だった)の風景がばばばっと再生されるほど、内装とお菓子デザインにかなりこだわりのあるショップに感じます。

あと、スタッフさんがみなさんとても可愛らしい…!

日本語が堪能な方もいらっしゃり、言葉の面でもバリアは感じませんでした。

 

肝心のお菓子の味ですが、わたしの家族は「もっと甘いかと思ってた…」と驚いていました。

2つのお菓子しかいただいていませんが、甘いお菓子が欲しい方にはあまり向いていないかも。

個人的には、味わいを楽しむよりは、パッケージデザインを楽しむお菓子と思っています。

お菓子を堪能したい方よりは、パッケージデザインや内装を楽しみたい方、写真映えするお菓子を探している方によりおすすめできるお菓子屋さんのように感じました。

今度は他のシーズンに訪れてまた違った雰囲気のインテリアを楽しみたいなと思っています。

ちなみに、宮原眼科さんのお菓子は国際宅配も可能だそう。

気になった方はアクセスしてみてはいかがでしょうか。

宮原眼科

  • 営業時間:10:00〜22:00
  • 最寄駅:台中駅(徒歩3分ほど)
  • クレジットカード利用:OK

世界のカフェ記事はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA