モチヅキです。
突然ですが、スウェーデン人のライフスタイルに欠かせない「フィーカ(Fika)」をご存知ですか?
北欧の文化というよりは、スウェーデンの文化といわれることが多いフィーカは、日本でいう「ティータイム」「コーヒーブレイク」。
だいたい、コーヒーと甘いお菓子を一緒に楽しむことが多いです。
(子供の場合はコーヒーではなくジュースなど)
スウェーデン企業でも必ずフィーカタイムがあります。
彼Lの会社では、「業務時間内に仕事が終わったら、とりあえずfika」というほどだそう。
(日本ではありえないかな?)
会議でも必ずお菓子が提供されるそうで、Lは
「スウェーデンで就職したらfika太りするけど、しょうがないね☆」
といつも言っています。
今回は、スウェーデン滞在中に毎日楽しんでいたフィーカタイムでいただいたおいしいお菓子をご紹介。
スウェーデンのお土産にもばっちりですよ。
目次
Fikaに欠かせないコーヒー
Fikaタイムに欠かせないコーヒー。
スウェーデンはFika文化もあってか、世界のコーヒー消費量ランクでは常に上位に。
こちらがスーパーで買えるスウェーデンのコーヒー。
わたしも数種類いただきましたが、どれも日本のコーヒーよりも味が深くておいしかったです。
なかでもダントツでおいしかったのが、ZマークのZoegaコーヒー!
おもにスコーネ地方をはじめとした南スウェーデンで楽しまれているコーヒーなのですが、甘みの酸味のバランスが取れており、ミルクにも合います。
ある時、わたしの家族用に持ち帰ってみたところ、家族全員が「これ以外のコーヒーはありえない!」とぞっこんLOVEに。
それ以降、Zoega以外のコーヒーは飲めないというZoega中毒ぶりがすごいです。
ICAやCOOPなどのスーパーで販売されているので、見かけたらぜひ購入してみてください。
だいたい1パック50〜60クローナ前後(600円〜700円くらい)で購入できるはずです。
ちなみに、わたしは彼とスーパーのセールちらしを毎日チェックしていて、安くなった時にまとめ買いしています。
どんだけー
ZoegaはグリーンのZマークがオリジナルコーヒー。
ほかにも、左のようなFikaバージョンもありますよ。
Fikaバージョンはオリジナルよりもあっさりめ。
クッキーやシナモンロールなどのお菓子に合わせるべく、あっさりテイストにしたのかな?
濃いめのコーヒーではお腹がちょっと痛む、という方はFikaバージョンのほうがおすすめかも。
もしラッキーなら、スーパーのキャンペーンでZoega缶がいただけることも。
わたしがいただいたのはスーパーマーケット・ICAのキャンペーンのもの。
「Zoegaを2パック買ったらもれなくついてくる!」というキャンペーン内容でした。
密閉可能な缶なので、コーヒー豆の保存にはばっちり。
1パックまるごと入る容量なのでとっても重宝しています!
すっかりZoega贔屓になってしまいましたが、Zoegaの右横のブランド・”ARVID NORDQVIST”もなかなかよかったです。
うちの家族は「カフェオレコーヒー」と呼んで親しんでいますが、Zoegaよりもミルクとの相性が良く感じられました。
ミルクを入れてコーヒーを淹れる派の方におすすめ。
価格帯はZoegaと同じくらいかな?
Zoegaは南スウェーデン、ARVIDはストックホルム周辺地域あたりで特に親しまれているようです。
どのコーヒーも、スウェーデンの硬水ではややキリッとした味、日本の軟水(広島で飲んでいます)では甘めに感じられます。
外せない!シナモンロール・Kanelbulle
Fikaで思い出すのはシナモンロール。
どのカフェに行っても必ずと行っていいほどシナモンロールがあります。
ちなみに、写真はスウェーデンのIKEAカフェテリアから。
名前は「掃除機」。Dammsugare
左がかの「掃除機ケーキ」。
形状が昔の掃除機に似ていることから命名されたようです。
チョコレートを両端につけたマジパン菓子で、中にはラム風味のスポンジケーキやココア、バターなどが練りこまれています。
スウェーデンの一般的なお菓子屋さんやカフェによく置いてありますよ。
スウェーデンのスーパーでも購入可能。
プレゼントでもらったので価格はわかりませんが、だいたい20個は入っていたかな?
はい、スウェーデンらしいエコパッキング。
ボックスのなかにそのまま掃除機ケーキがどーんと入っています。
とっても甘いので、1日1個食べたらもう満足。
さほど甘党ではない方だと、コーヒーがないとむしろ食べられないくらいかも?!
でも、甘いぶんコーヒーとの相性は抜群ですよ♪
Marabouシリーズ(チョコレート)
スウェーデンでもっともポピュラーなチョコといえば、マラボーチョコ(Marabou)。
スーパーやキオスク、ディスカウントストアなどにたっくさんあります。
ドライフルーツ入りや、日本人が悶絶するリコリス入り、ナッツざっくざくのものなど、フレーバーも豊富!
こんなメッセージつきのものも。
Tackはスウェーデン語で「ありがとう」の意味を持つ言葉です^^
マラボー以外にも、Cloetta社のKEX(ウエハースチョコ)や、マシュマロが入ったPollyもお土産に良いかも。
スウェーデンのチョコ、日本のチョコよりも塩気とミルク分が多く、とっても食べ応えがあります。
Fazer(厳密にはフィンランドブランドですが)のチョコレート・Geishaチョコはナッツ好きの方にぜひ一度Fikaタイムでいただいて欲しいチョコ。
クリーミーなヘーゼルナッツフィリングが入った板チョコで、一度食べるとクセになっちゃいます。
こんなPOPなパッケージのブランドも発見♪
いろんなお菓子をちょこちょこ楽しみたい方は”Lösviktsgodis”がおすすめ
いわゆる、スーパーの量り売り菓子です。
休日になると、大人も子供もこのコーナーに立ち寄っている光景がよく見られます。
袋で販売されているお菓子の量が多すぎるな、という時に便利だったりします。
スーパーの規模によっては30種類以上のお菓子が選べるところも。
数種類、いえ、十数種類を少しずつ袋に入れて楽しんでみてください。
場所によってはグミやキャンディ多めのところもあったりと、お店によってやや個性があります。
真っ黒いLakrits(リコリス)菓子ももちろんあります。
かわいいパッケージのリコリス菓子発見!
食べる勇気はまだありませんが……
Lösviktsgodisの買い方
まずは好きな袋に好きなお菓子を好きなだけとります。
近くの計量器に袋をのせて、画面上のLösviktsgodisのイラストをタップ。
プリントされた値札が出てくるので、これを袋に貼ってレジで清算して完了。
200g弱で約16クローナ。だいたい200円くらいでした。
大人もたくさん買っている(大袋でごっそりすくう人も多数)ので、恥ずかしさを感じる必要はナッシング。
グミ・キャンディも多いですが、チョコレートやキャラメルといったお菓子もスーパーに多いので、いろいろ食べてみてFikaを楽しみたい!という方はぜひトライしてみてくださいね。
甘いのは控えたい方は、ナッツやスナック、自然食を集めた”Naturgodis”という量り売りコーナーも近くにあるのでそちらもおすすめです。
スウェーデンでFikaするならぜひスウェーデンのお菓子をチョイスしてみて
スウェーデンでFika(フィーカ)を楽しんだ際に美味しかったお菓子をピックアップしました。
スウェーデンでお友達やホストファミリーとFikaする機会がある方は、日本からお菓子を持ち寄ってFikaタイムを楽しむのも良いかもしれませんね。
今回ご紹介したお菓子・コーヒーはどこでも手に入るものなので、お土産としてもおすすめ。
スウェーデンでももちろん、日本でもおいしくて楽しいFikaタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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