南スウェーデン最大のIKEAに行ってみた




モチヅキです。

先日、南スウェーデン最大のIKEA(イケア)を訪れてみました。

日本ではIKEAは数回訪れていますが、本国スウェーデンのIKEAは初めて。

 

日本のIKEAとの違いや展示インテリア、食事などなど訪問記をまとめてみます。

いざ入店

南スウェーデンでも最大規模のショッピングモールのひとつである、Väla Centrum(ヴァーラセントラム)にあるIKEA。

遠くからの引きの写真を取り忘れたため規模感は伝わりにくいですが、1km先から見ても本当に大きかったです。

エントランスもでかい。

イエローとウッドがメインになったエントランスフロアでした。

まずはメインフロアの3階まで上がります。

3階(メインフロア・カフェテリア)

3階・メインフロアにやってきました。

メインフロアエントランスでは新商品が展示されていました。

秋に向けての落ち着いたカラーリングのアイテムがずらり。

秋はゴールドやブラウン、カーキなど深めカラーがもてはやされるのは日本もスウェーデンも同じようですね。

ちょっと前に訪れた、H&M HOMEもブラックやカーキ、ゴールドのアイテムが多かったです。

3階案内図も。

ひ、広いな〜

イケアジャパンとの違い①:本国イケア、モノトーンルーム多すぎ〜!

しばらく展示エリアを歩き回ってみます。

モノトーンでまとめられた空間。

しばらくずっとモノトーンメインの空間が広がっています。

 

日本のイケアは結構ホワイトベースのものやカラフルなお部屋が多かったと記憶していますが……

「もしアパートが56平方メートルなら……」という設定のディスプレイ空間。

こういうの助かりますよね。

何かしらブラックが多いんですよね。

 

彼曰く、

「スウェーデン人はモノトーンとか落ち着いたトーンが好きなんだよね」

とのこと。

そういえば彼の部屋も全部モノトーンだったわ……。

わたしはモノトーンが嫌いなわけではく、むしろ好きなのですが、こんなに展示インテリアのカラーが偏っていていいの?というくらい多いです。

ややボタニカルなモノトーン寄り空間。

やっぱりグリーンがあると落ち着きますね。

この辺からややカラーが増えてきます。

大丈夫、カラーのあるお部屋もありました

って言っても壁が明るいカラーであるだけだったり、

明るいカラーのチェアなどをポイント使いしていたり……

という感じ。

いいね!華やかになってきた♪

うん、ナチュラルカラーなキッチンも素敵!

モノトーンのライト使いはホワイトやナチュラル系カラーでまとめられたお部屋に映えそうだなぁ。

ブレブレですみません。

こんなオリエンタルチックなお部屋も。

こういうの好き!

ややラスティックなワークスペース。

「自宅にこんなスペースあったら、ずっと在宅勤務がいいよ!」と彼。

一緒に暮らすようになったらワークスペースを作るのもいいよね〜と話していました。

 

そうそう、イケアジャパンよりも、本国イケアの方が圧倒的にカップル率が高かったのも、日本とスウェーデンイケアとの大きな違いかも。

こちらでは、

カップルが一緒に暮らすことを考えるようになったらまずIKEAに行く!

というのがメジャーで、IKEAを訪れたカップルのうち何割かは意見が合わなかったり、インテリアテイストの好みが合わず喧嘩になり、そこで別れちゃうとか……。

インテリアを気にするスウェーデンならではの文化かも??

イケアジャパンとの違い②アイテムがでかい

キッチン系家具や家電はほんと大きいです。

「業務用か?」

と思ってしまうようなサイズ感のものが多かったです。

特にキッチン系。

こんな衣類収納発見!

男性用も。

20畳くらいはないとこういった衣類専用スペースのインストールは難しそう。

イケアジャパンとの違い③スタッフさん&スタッフさんに相談している人が圧倒的に多い

他に目立っていたのが、スタッフさんの数と相談しているお客さんの多さ。

いたるところにイエローの制服を着たスタッフさんばかり。

パソコンの台数も多いですね。

スタッフさんとシミュレーションを重ねる人も多かったです。

日本のイケアではあまり見かけたことがない光景でした。

 

インテリアをイチから改造したい方や、プロフェッショナルの意見を聞いてから行動に移したい慎重派の方が多いのかな〜という印象。

頭上にナンバーが映し出されているのに気づきました。

これは、「スタッフさんと相談している人の番号」だそうです。

お客さんでスタッフさんのアイデアが欲しい方や相談をしたい方はまず番号札を取り、スタッフさんを待たないといけないようです。

なんか銀行や市役所みたいな印象。

日本もこんな頭上ランプありましたっけ?

日本では目立たなくてわからなかっただけかな?

今度日本のイケアに行った時にチェックしてみます。

カフェテリア

カフェテリアエリアに到着しました。

人多!!

ちなみに、このエリアにいる人たちはみんな食事を手に取って会計・ホットミールのサーブを待っている人たち。

ホットミールのエリアにたどり着くまで15分は待ちました。

ちなみに、15時くらい。

イケアジャパンとの違い④メニューが豊富♪

電光掲示板にメニューが大きく表示されています。

これだけかな、と思っていたら……

まだまだありました、メニュー。

おなじみのミートボールについては、Sサイズはミートボール8個という大盛りっぷり。

 

ちなみにホットミールだけで8種類程度。

シュニッツェル(ドイツのカツレツ)や白身魚のフライ、サーモンのムニエルなどなど。

 

コールドミールはサンドイッチやサラダ、冷製サーモンプレートなどがありました。

コールドミールについては、シェルフに並べられたものをセルフで取るパターンでした。

早速列に並びます。

デザート類も多いです。

イケアジャパンとの違い⑤コーヒーはイケアメンバーなら無料!

コーヒーは一番スタンダードなもので5クローナ(70円弱くらい)。

メンバーなら無料!

 

日本の場合、サイトを確認したところメンバー価格は60円で、通常価格は120円だそうです。

スウェーデンの方が安いですね。

 

ちなみに、ミートボールSサイズ(ミートボール8個)は日本なら599円、スウェーデンなら520円程度。

為替による差くらいでしょうか。

 

列に戻ります。

まずはドリンクから。

ケーキはだいたい270円程度。

アルコールフリーのハイネケン発見!

以前日本国内のIKEAを訪れた時には見かけませんでした。

イケアジャパンとの違い⑥やはり本国だから?北欧料理ばかり

ここからコールドミールエリア。

スウェーデン伝統のエビサラダやサンドイッチが並びます。

盛り付けはざっくり。

何かにパンが刺さっているの発見。

スカーゲントーストといって、エビやザリガニをマリネしたソースにガーリックトーストをのせたものでした。

彼がモ〜レツにおすすめしてくるのでとりあえずいただくことにしました。

130円程度。いいね!

ここからホットミールコーナー。

種類多いですね。北欧料理だけでなく、チリコンカンも。

スウェーデンのスーパーに行ったらよくわかるのですが、どのスーパーにも大きなチリコンカンやタコスコーナーが必ずあります。IKEAにもあるとは……。

 

また、ミートボールは大豆ミートでできたベジタリアン仕様のものもありました。

お兄さんに欲しい料理を伝えて盛り付けてもらいました。

せっかくスウェーデンにきたので、本場のミートボールをいただきます。

また、ムスリムの人も多いからか、チキンミートボール(kycklingbullar)も選択可能。

付け合わせのポテトはボイルしたポテトかマッシュポテトかも選択できましたよ。

ケーキの種類も多いなぁ。

手前にある、グリーンとチョコのお菓子はマジパンでできており、現地では「掃除機」の名で親しまれているお菓子でした。

日本のシナモンロール価格は1個あたり90円だそうですが、こちらは5クローナ(70円弱くらい)。

コーヒーと同じ価格ですね。

ケーキも充実。

アップルパイをいただきました。

りんごの香りがやや強かったですが、美味しかったです。

サンドイッチがなぜかケーキエリアに。

レジ前にも掃除機とココアボール。

シナモンロールより高いんですね。

会計を済ませ、コーヒーコーナーへ。

ちなみに、コーヒー(5クローナのスタンダードコーヒー)を注文すると、もれなくドリンクバーもついてきます。

洋梨やラズベリーのソーダ、炭酸水、イケアオリジナルのコーラなど。

お代わり自由なのも、物価高めのスウェーデンではかなり良心的。

 

彼曰く、スウェーデンイケアのカフェテリアはすごい赤字なのだそうですが、国民皆がよろこぶなら……と、低価格で提供しているのだとか。すばらしい!

今回注文したもの:

  • ミートボール(S)2皿
  • ドリンクバー2名分
  • サラダ1つ
  • スカーゲントースト1つ
  • アップルパイ1つ

上記2名分、合計で120クローナ(1,600円くらい)!

スウェーデンの場合、ランチを外食で済ませるとなると、こんな価格ではまずおさまりません。

ありがとう、IKEAさん……!

2階(食品・雑貨・ホットドッグ売り場)

2階に降りてみました。

インフォメーションセンターやレジカウンター、食品を取り扱うフロアです。

キッズランド的な場所も。

子供は番号つきのゼッケンで管理され、時間が来たらゼッケン番号の子のママやパパが館内放送で呼び出される仕組みのようでした。

日本もこの番号制だったかな?

忘れちゃいました。

小物売り場に到着。

日本との違いはあまりなかったです。

ギフトラッピングコーナーがカラフルでかわいかった。

商品のピックアップエリアを通り抜けます。

ホットドックの看板。日本より安い!

日本の価格は80円(以前は100円だった)ですが、こちらは5クローナ(70円弱)。

いいお値段です。

 

でも、彼曰く

「こっちのIKEAには日本みたいにフライドオニオンとかピクルスのトッピングはないんだよ〜」

と残念がっていました。

フライドオニオン・ピクルス込みの価格として考えたら価格の差はなんとなくうなずけます。

ホットドッグ売り場。

セットメニューも充実している模様。

ソースです。

黄色いボトルSENAPはマスタード。

甘いのと普通の辛さのもの2種類あります。

結構立ち食いしている人たちで溢れていました。

食品売り場は日本のIKEAにもある商品が多かったです。

ビスケットみたいな味がないパン・クネッケブロードも。

(チーズやニシンの酢漬けをのせて一緒に食べるととてもおいしい)

食品売り場も大きいなぁ。

クネッケブロードなど、スウェーデンらしい食品がたくさんあり楽しかったです。

感想

歩きすぎて疲れました〜。

 

「IKEAって全世界一緒でしょ?」

と思っていたのですが全然そんなことはなく。

ジャパンイケアと本国イケアとの違いは多かったです。

 

スウェーデン人の彼は、

「日本のIKEAカフェテリアの食事、スウェーデンより値段高いんだね……。」

とびっくりしていました。

日本のIKEAで今回食べたものを支払うとなると、為替の関係もあって2人分で120クローナ以上支払うことになりう……。

 

また、インテリアの展示も日本より大人っぽいものが多くて驚きました。

 

スウェーデンに来られる方でインテリアに興味がある方やIKEA好きの方はまず来て損はしないんじゃないかなぁと思います。(とくに食事)

時間があったらぜひ最寄りのIKEA(都市部にはだいたいあります)に立ち寄ってみてくださいね。

 

お店のサーチはIKEAショップサーチページが便利です。
(各店舗ごとの営業時間がチェックできます。プルダウンメニューから都市を選んでくださいね)

へいどー!



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