モチヅキです。
スウェーデン移住が完了して、もうすでに2ヶ月が経とうとしています。早い。
スウェーデン移住前はてんやわんやでしばらくお仕事もストップしていたほど。
この間、どんな準備をしていたか振り返ってみようと思います。
☆海外移住をお考えの女性向けの記事になっています。移住先:スウェーデン(ヨーロッパ)
年代:30代
移住時期:コロナ禍(2021年末)
※移住条件やビザ関連ルール・システムに関しては随時アップデート・マイナーチェンジされています。そのため、当ブログでは触れません。
1年前
断捨離
ビザ取得後まず行ったのが断捨離。
スウェーデンでまず着用しないであろう洋服や雑貨などはほぼほぼメルカリやラクマ、近所のリサイクルショップで引き取ってもらいました。
メルカリなどの売上はほとんどが引越し費用(航空券・荷物の発送など)に消えました。
スウェーデンでは使わないだろうな…と思って処分したのは以下のもの達。
- SPF高めの使用済み日焼け止め
(スウェーデンは冬の時期が長いし…) - 東南アジアで買ったペラペラの衣類
(季節問わず朝晩の冷え込みが強いため) - 使い古した冬用部屋着
(向こうで買えば良いと思って。セントラルヒーティングもあるし) - 食器
(新生活だし、向こうで新調しようかと) - ハードめのクレンジングが必要な化粧品類
(水が硬いのでお肌への負担を減らしたかった) - 細々した雑貨
(思い入れもなく、向こうのインテリアに馴染まなそうなもの) - 重たく、使用頻度の低いバッグ
(荷物が嵩む、料金アップしてしまうなら手放そうと決意) - ヒールのレザーシューズ
(近隣は石畳だし、お手入れも大変そうなので手放した)
などなど。
他にもいろいろ手放した気がしますが、今思い出せるのはこれくらい。
機能性インナーの買い集め
断捨離と並行して行っていたのが、機能インナーの買い漁り集め。
なぜ一年前?というと、シーズンオフのインナーが安く買えるから!(笑)
夏用の通気性に特化したインナーや、冬用の発熱・断熱インナーを売っている国って実は日本くらい。
日本のインナーと化粧品のクオリティは世界一だと思ってます。
(他の国で探したことはないのですが、東南アジアやヨーロッパの衣料品売り場で見かけたことがない)
夏には冬物のセールアイテムを、冬は夏物のセールアイテムを…と、1年前からセールや値引きされたものなどを度々購入してました。
向こうに行ってから欲しくなっても買えないので、オンラインストアなどを度々チェックして購入してました。
利用する航空会社の選定
コロナ禍での移住・引っ越しだったので、ここはかなり吟味しました。
なるべくキャンセル料や変更料がかからないところが良いなーと思っていたところ、コロナ保険が自動付帯するエミレーツ便がヒット。
今も新規予約で保険が付帯するかは分かりませんが、助かるサービスでした。
他はJALやフィンエアー、カタールで悩みましたが、ちょうど以前のドバイ出張でたまっていたマイルが使えたエミレーツを選びました。
スウェーデン語学習
向こうに到着してパーソナルナンバー(マイナンバーの進化版みたいなもの)をもらってからは語学学校(SFI)に行こうと思ってたのでスウェーデン語の勉強にさらに力を入れていきました。
学校があまり好きではないので、学校を早く卒業できるようにと…
日本で買える北欧コスメ(基礎化粧品)の調達
海外で生活すると、これまで使っていた化粧品選びができなくなり、ほぼゼロからの基礎化粧品選定を始めざるを得ません。
そこで考えたのが、日本で買える現地のコスメ調達。
以下の手順で調達してみました。
- 移住先(スウェーデン)のドラッグストアサイト(apotea.seやapoteket hjärtatなど)やコスメサイト(Kicks. Lykoなど)をくまなくチェック。
- Amazon.se(スウェーデン版アマゾン)やLookfantastic、iHerb、Qoo10など、海外コスメを入手しやすいサイトで北欧で買えるコスメがないかチェック
- 自分の肌質に合いそうなものを吟味してオーダー。
向こうは化粧水がない(拭き取り化粧水)ので、化粧水関連はlotionやtonerといったワードで検索してみました。
スウェーデンの場合、日本コスメよりも韓国コスメが多めなようだったので、韓国コスメを普段愛用している方は韓国コスメブランドの名前で検索をかけてみると良さそう。
湯シャン・現地シャンプーを使った洗髪の実践
ご存知の方も多いかもしれませんが、ヨーロッパはほぼ全域硬水の地域です。
そのため、
- 日本から持ってきたシャンプーが泡立たない
- シャンプーするとフケが発生するようになった
- 髪質がバサバサの乾燥毛になった
などなど、頭皮・ヘアトラブルが多くあるようです。
私はこれまでのスウェーデン滞在経験は累計で半年くらい。
洗髪は、日本のシャンプーよりも現地のシャンプーを使う方が自分の髪質には合ってました。
ただ、日本と同じペース(ほぼ毎日シャンプーする)してると流石に頭皮が乾燥するのかフケが増えてしまいました。
現地の人たちも毎日はシャンプーしない(すごい人では1ヶ月1回のみなんて人も)ようで、婚約者Lも週に1回〜2回くらいの洗髪ペース。
それだと流石にベタつきそう…ということで、夏以外は湯シャンを実践してみることに。
湯シャンも臭うとかベタつくとか賛否ありますが、私には合ってたようです。
(あんまり外出しなかったし)
最初の1ヶ月は気になるポイントが多かったですが、3ヶ月目以降は3日に1回のシャンプーでも髪も頭皮もダメージを感じないくらいに。
シャンプー頻度を下げて髪の毛を落ち着かせるのに時間がかかるので、1年前から湯シャンを生活に取り入れておいてよかったです。(流石に春夏はアウトだったかな、湿気のある日本では勇気がいるとりくみではあります)
「クレンジングウォーター」を使った洗顔の実践
お水関連でもう一つ。
現地の水が硬いので、洗顔習慣も変えないとなと思ってました。
洗顔自体はできなくもないのですが、洗顔後のお肌の乾燥ペースの速さやごわつきを実感してからは保湿剤の消費ペースも早くなってました。
化粧のりも悪くなってたので、どうにかできないかなと思っていたのですが、現地には「クレンジングウォーター」(拭き取り化粧水)があったんですね…!
早速iherbで現地販売されているものを取り寄せ、朝の洗顔を拭き取り化粧水に置き換えてみました。
最初は洗った(クレンズされた感)がなくなんとなく気持ち悪かったのですが、湯シャンと一緒でしばらくすると慣れてきました。
スウェーデンで生活を始めてから取り入れるとストレスになりそうでしたが、こちらも日本での新たな習慣として取り入れておいてよかったです。
最近では日本のドラッグストアでもクレンジングウォーター(水クレンジング)の取り扱いも増えているので、気軽に買えるのも嬉しいですね。
半年〜3ヶ月前
船便で送るものの選別
- 使用を急がないもの
- 嵩張るもの
- 軽量なもの
を中心に、船便で送るものを選別しました。
私の場合は、乾物や調味料、ちょっとした衣類、向こうで手に入りにくい調理器具、軽量な生活雑貨がメインになりました。
緩衝材として向こうで買うと超高い激落ちくん(メラミンスポンジ)をたくさん詰めました。
送ったのは11月くらいですが、このブログを書いている今も到着待ちです。
ワクチン接種
不本意ですが、コロナワクチンもあらかじめ接種しておきました。
ワクチンを接種していた方が入国も簡単ですし、どの国も日本よりもコロナ対策が緩いので打っておいた方が良いと判断しました。
移住先の国によっては他のワクチンも必要な場合もあるため、チェックしておいた方が良さそうですね。
歯科・内科などの受診
日本は、歯科受診にさほどお金がかからないレアな国。
出国前に全ての治療を完了させておきました。
私の場合口腔内トラブルはほとんどなく、通院は2回ほどで終わりましたが、矯正や虫歯の治療が必要な方はもっと前からの受診が必要かも?
楽天モバイルの契約
楽天モバイル Rakuten UN-LIMITは1GBの使用まで月額0円!
の宣伝と有名女優さんの「ラァクテンモバアアアアアイル」CMでおなじみの格安モバイルブランド。
なんと、それだけでなく海外で利用するなら、UNLIMIT契約なら2GBまで0円で使えちゃいます!
日本にいる間に契約し、こちらでパーソナルナンバーの発行や銀行口座登録を完了させるまでずっと楽天モバイルをそのまま使ってます。
今のところ高額請求もありません(国際電話はせず、日本との通話はもっぱら自宅WIFIを使ったLINEに絞ってます)。
SIMをわざわざ契約するのも面倒だしお金もかかってしまうので、楽天モバイルを選んでおいてよかったです。
向こうで使う予定のないクレジットカードの解約
クレジットカードを複数持っていたため、こちらも厳選して解約していきました。
私が残したのは、マイルを貯められるクレジットカードや保険が充実しているもの。
クレカの付帯保険や特典などをよくよく確認してから解約するのをおすすめします。
私はユナイテッド航空提携のセゾンカードを愛用していましたが、改悪されてしまったので現在はエポスゴールド(VISA)とJCBゴールド(家族カード)のみを残してます。
Wiseの登録
格安で二国間で送金できるサービス・Wise(ワイズ、旧Transferwise)の登録もこの時期に行ってました。
何かの機会でスウェーデンの口座から日本の口座に送金することもなきにしもあらずなので…
向こうで使う予定のコスメを揃える
日本ほどメイクしないだろうな…と考え、ミネラルコスメや水クレンジングで落としやすいベースメイクやポイントメイクをメインに選定してパッキング準備をしてました。
運転免許の更新
ちょうど更新時期が近かったので早めに更新。
うっかり忘れてると大変なことになってました…
不要なニュースレターやサービスの解除
スウェーデン移住後に使わないであろうショップやサービスの解約もどんどん進めていきました。
これで年会費や月会費、不要なニュースレターに煩わされることも無し。
DMなども、実家の両親を煩わせたくなかったので、届いたタイミングで返送したり電話で解約手続きなどを粛々と行いました。
家族と思い出を作る
コロナ禍でしたが、離れて暮らす兄弟の引越しを手伝ったり、近隣に出かけたり、いろいろ対策をしながら皆で過ごすようにしてました。
当面、帰国も大変そうですし、しばらく会えなくなる家族とたくさん写真を撮ったりもしていました。
移住は準備が一番大変
いろいろ考えることがありすぎて、移住前の半年は何していたか正直よく覚えてません(笑)
一番大変だったのは断捨離!
何を捨てる/手放すかより、何を残すか考えるのがとてもしんどかったです。
大きな引っ越しを経験した弟・妹も言ってましたが「少ないもので(豊かに)生活したい」と切に感じました。
もともとものはあまり持っていなかったと思ってましたが、大間違い!
意外と所有物が多かったのに驚き。
また、生活習慣面を変える(湯シャンや使うコスメを現地仕様にするなど)のは意外と楽しく、いろいろな気づきもありました。
食生活を少し改善したら頭皮環境も良くなるかな?とか、普段当たり前に使っていた基礎化粧品も実は省けそうだななどなど。
スウェーデンに引っ越してきてからは、最低限のもので生活できており、生活も満足度が高まりました。
シンプルな生活をさらに継続できるよう、あまりものは持たずお気に入りだけで生活できるよう頑張っていきます。
始めまして!
私も2021年の11月からスウェーデンのスコーネ県に移住してきました。今はSFIに通って毎日勉強の日々です。こっちに友達がいないのでお知り合いになっていただけたら嬉しいです。
Lionさん、はじめまして!
同じ時期に同じ県に引っ越して来られたのですね!
移住してきた11月は日も短く、気持ちも塞がりがちでしたが、あの時期と比べると、スコーネもだいぶ日が長くなってきましたね♪
SFI羨ましいです。
私は移住当初色々トラブルがありpersonnummerがまだ手元になく…
早くSFIに通いたいところです。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします^o^