サンボビザを申請し、許可が降りるまで1年。
渡航まで1年と、サンボビザ申請から2年を迎えてやっとスウェーデンに引っ越してきました、モチヅキです。
コロナの影響もあり、ビザ・入国許可が降りてもしばらく日本にいることにした(喉がもともと弱く、以前肺炎になりかけたのがトラウマ)ので、渡航までかなり時間がかかりましたが、ようやく新たな生活を始めることができてよかったです。
さて、コロナ禍での久々のフライトでしたが、今回はエミレーツを選びました。
というのも、
- コロナ保険が無料付帯
- キャンセル・変更無料(期間限定)
に惹かれたから!
入国条件が日々変わる状況が続いているので、それに合わせてキャンセルや日時変更が柔軟にできるのは魅力的でした。
関空-ドバイ【EK317】
カウンターでは、ワクチン接種証明書(自治体発行のワクチンパスポート)もしくはPCR検査結果を示すものの提示が求められました(2021年11月末時点)。
私の場合は往復チケットで復路が3ヶ月以上先だったためビザの提出が求められましたが、スウェーデン大使館から送られてきた「サンボビザが正式に発行されることになったよ!」のレターを見せることでクリアしました。
搭乗日は11月末。
見送りに来てくれた家族と別れ、セキュリティを超えたらもうこんな光景。
私が前まで親しんでいた空港ではなくなっていてなんだか寂しさに拍車がかかってきました。
深夜便だったこともあり、人影は全くありません。
搭乗ゲートに行くまでに数人すれ違ったかな?きっとみなさん同じ便の方だったかと。
当日のフライト。
24時間営業空港とは思えません。
搭乗ゲートはすでに人人人。
今日の関空ってこんなに人いたんだ?!というほどの搭乗率。
そういえば、10月に座席予約した時点でもだいぶ席が埋まっていました。
座席・アメニティ
さて搭乗。
以前搭乗した時と変わらない機内。
10時間超えの長時間のフライトなので、本当だったら非常口席がよかったのですが、高額だったので非常口後ろの席を予約。
相変わらずのエンターテイメントコンテンツ量。
充電もしっかりできます。
見えづらいですが、シートピッチはまずまず。
特に圧迫感は感じません。
アメニティは以前と同じような防水ポーチ。
ですが、今回はドバイで万博が開催されているためか限定デザインでした♪
コロナ禍フライトということもあり、ハンドジェルも入ってました。
図案・カラーは全部で6種類。
今回はオレンジをいただけました。
このフライトで最高だったのが、こちら。
4人席を予約しましたが、私以外誰も座らず。
道中はずっと横になって寝てました。とっても楽だった!
機内食
長時間フライトとなると2回食事が提供されますが、一回目は深夜でスキップしました。
なので、こちらは2回目のもの。朝食です。
オムレツとおかゆの2種類から選べました。おかゆ、ほんのり塩味でおいしかったです!
広東粥風なのかな?
以前、台湾と広州で広東粥食べ忘れて、すごく後悔した思い出が蘇ってきました(笑
またどこかへ飛んで行けたらなあ。
ドバイ到着
朝5時くらいかな?ドバイに到着しました。
世界のハブ空港とも言えるドバイ空港は朝からすごい人でした。
人並みについていったらうっかりドバイ入国レーンに入ってしまい、慌てて引き返しました…
今回はプライオリティパスでラウンジを利用。
Marhaba Lounge(ターミナル3、コンコースC)です。
こじんまりしてましたが、朝食はそこそこ充実してました。
機内食食べたのですが、いろいろつまんじゃいますよね。
搭乗口に来てみましたが…
コペン行きはほぼ100%の搭乗率のようでものすごい列でした。。。
マスクしてない人もちらほら。これ大丈夫かなと不安がよぎります。
ドバイ-コペンハーゲン【EK151】
予想は的中し、周りは全席予約されてました。
悪い予想も的中し、皆思い思いのスタイルでマスクを着用してました。
皆マスク当たり前の日本から来た私にとってはかなりのショック。
機内では、マスク着用の呼びかけ画面や、エンターテイメント画面に「マスク着用のお願い」とOKボタンを押さないと消えない文言も出てきたりといろいろな手段で乗客に呼びかけてましたが…この便ではあまり効いてなかったみたい。
途中でノーマスクの人も出現してきたので、CAさんが近くに来たタイミングで注意してもらったことも。
やりすぎだったかな?でも、換気はされているとはいえ、1mもない距離でマスク外されたら困りますよね。
PCRだってワクチンだって、100%の陰性である保証も、100%コロナにかからない保証もないんですよ。
皆ただ楽観的すぎるのか、面倒なのか。
機内食
機内食は一度軽食が出ました。
チーズ入りデニッシュに、
ビーフストロガノフと重たい系ミールが。
あーヨーロッパに来たなあという実感が湧いてきました。
ドバイからコペンハーゲンまでは7時間ほど。
隣の席のジェントルマンは終始鼻マスク&ノーマスク、鼻ずるずる、咳ごほんごほん。
少し寝ようと思いましたが、不安とイライラ、ソワソワで眠れず。
この不安って日本人ならではなのでしょうか?
ヨーロッパは利己的な人が多い印象(体感)ですが、やはり防疫の面でもそれが全面に出ちゃってる感じでした。
マスクも100%私たちをコロナから守ってくれるわけではありませんが。
到着後のバゲージクレームも、皆マスクなし。
ほぼ満席のフライトだったため、荷物量も多かったのか、自分の荷物を受け取るまで1時間もかかりました…。
あの日ほど航空会社のステータスが恋しくなった日はなかったです。
不安で終わった旅
新生活は不安が多いスタートとなりました。
フライト自体は遅延やトラブルもなく快適でしたが、機内の周りの乗客・コペンハーゲン空港の防疫意識のなさには驚きを隠せず。
今回、デンマーク入国にあたり自治体が発行するワクチンパスポートを持参しましたが、一切チェックされず。
びっくりしました!笑
「これからどこに行くの?」と聞かれただけです。
国の防疫対策これで良いの?!
満員電車を避けるため、彼の提案で空港から自宅までタクシーを手配してもらいましたが、タクシーの運転手さんも「ワイはもう4回ワクチン打ったからコロナにはかからんw」とかのたまいながらノーマスクでマシンガントークです。もう自由になさってください…
密室だったので、こっそり窓開けてました。
帰宅後は彼の両親にも誰にも会わず、7日間自主隔離することに。
自主隔離自体は全然問題ないのですが、こちらのコロナとの共存の仕方や防疫に関する態度が違いすぎて、日本にいる時とはまた違ったストレスを感じました。
マスク着用を強制したりする社会でもなく、日本ほど集団圧力のない社会。
それで良いのなら良いのですが、これじゃあいつまで経ってもコロナは蔓延したままだよねとも感じます。
衛生観念の違いで喧嘩を経験した国際カップルの方も多いようですね。
スウェーデンに来て1ヶ月が経ちましたが、こちらではなるべく人と距離をとり、屋内ではマスクをするよう私たちは心がけてますが、マスクをしている市民はまだ見かけたことはありません(笑)
でも、流石に機内でマスクなし・鼻マスクの人との距離が近かったのは流石に怖かったです。
今のところ元気ですが、このままやりすぎない程度のコロナ対策で過ごしていこうと思います。
愚痴っぽい内容になりましたが、現場からは以上です〜