【成田-ドバイ】エミレーツ航空 A380 エコノミークラス搭乗記




モチヅキです。

先日、ドバイ出張から帰国しました。

 

出張時に初めて利用したエミレーツ航空がすばらしく良かったので、いつものように搭乗記をまとめてみます。

(今回の搭乗記はKLM編に続いて長い5,000字越え!結構長いです)

また乗りたい!!

成田ードバイ編(EK319)

まずはチェックイン。

世界最大規模の機体のためか、チェックイン時刻は搭乗の3時間前でした。

3時間前の時点で、カウンター前はすでに長蛇の列。

チケットと一緒に、バゲージクレームタグが付いてきました。

バゲージタグがチケットと別々に出てきたので少しびっくりしました。

搭乗!座席が広い♪

シートマップ。

席はエコノミーの最前方(1F)ブロックの席をアサインされました。

(予約クラスはFLEXでした)

取引先の方と一緒でずっと話していたため、ブロック全体を取り忘れちゃいました……。

写真は私たちが座る列です。散らかってますね……。

 

3人席の真ん中シートに座るのは久しぶりでやや窮屈かな、隣の人(通路側)は常識ある人かなと不安でしたが、

「僕が寝ていても、出たい際は構わず起こしてくださいね!」

と話しかけてくださりました。

このように話かけてくれる方はなかなかいらっしゃらないので、とても嬉しかったです。

ピッチも幅もエコノミーにしてはこれまで感じたことのないゆとりでした。

脚も余裕で組めましたし、体操座りも頑張ればできましたよ♪

アメニティ

実はエコノミークラス利用でも、アメニティがいただけるんです!

後述の復路便のものと併せてご紹介しますね。しばしお待ちを!

機内エンターテイメントなどの設備

席には

  • USB充電
  • コンセント
  • コートフック

が備え付けられています。

ただ、窓側の席にはコンセントは取り付けられていませんでした。

機内でPCを充電しながら使いたい方は要注意です。

ヘッドホン。

わりとしっかりしたつくり。(今回往復路ともに使用しませんでした。)

  • おこさないでシール
  • 食事の際に起こしてシール
  • 機内販売の時に起こしてシール

も付属。

座席のヘッド部分にいろいろ貼っている方、結構多かったです。

テーブルの裏にあたる部分には、コップをかけられるリングつき。

機内食トレイを回収されたあとに置き場所に困りがちな飲み物カップも、これなら置き場所に困りませんね!

画面の大きさに驚いた機内エンターテイメントは、”ICE”と呼ばれるシステムのようでした。

  • IはInformation(フライト情報など)
  • CはCommunication(メールやSMSなど)
  • EはEntertainment(映画や音楽、ラジオなど)

をさすようです。

 

ちなみに、言語は

  • アラビア語
  • 英語

のみの対応でした。

スマホのような操作パネルも完備。

よく間違ってタッチしてしまいがちな画面ですが、しばらく操作がない場合はちゃんとロックされるので安心。

このパネルから知りたいことや観たい映画など検索可能ですよ♪

フライト情報。

いつもどの航空会社を利用する時も基本的にフライト情報をつけたままにしていますが、やはり画面も大きく画像もきれいでとても楽しかったです。

 

アラビア語を見ると、

「本当にドバイに行くんだな〜」

と気分も高まります。

こんな、操縦席からの目線も体験できちゃいます♪

ちゃんとエミレーツのA380の機体も画面にアップされるんです。

ニュースも確認できました。

ロイターはアラビア語やドイツ語、フランス語などにも対応しています。

映画。

これまでに見たことのない数のジャンルに対応しており、ジャンルだけで何ページあるの?!と驚愕。

ボリウッド映画・アラブ映画だけでほぼ1ページを占めています。

もちろん、日本映画セクションもありましたよ。

とりあえず、何も観るものないな……という状態は回避できるでしょう。

ドラマも人気中心に揃っていました。

音楽は邦楽も充実しています。

K-POPがあるのが少し気になりますが、まあいいか。

ポッドキャストも幅広く対応。

何十カ国もの言語に対応しています。

さすが世界中に就航都市をもつエミレーツ航空、といったところでしょうか。

ちなみに、機内販売アイテムも画面からチェックできますよ。

いろいろ触るのも楽しかったですが、最初は画面の大きさと各種選択肢の多さに戸惑いました。

復路ではもう慣れちゃいましたが^^



機内食(ディナー)

さて、離陸後しばらくすると機内食がサーブされました。

配布されたメニュー。

英語・アラビア語・日本語に対応しています。

夕方のフライトだったため、ディナーからのスタート。

わたしはカレイとチャーハンのセットを選択。

日本米が使われており、とてもなじみ深いお味でした。

 

外資系航空会社を利用した時に体験しがちな

「これ、日本食ちゃう……。」

感もなし。

 

甘いものを食べる気分ではなかったため、マンゴーケーキはスキップしました。

そうそう、カトラリーが金属でずっしりと重たかったのも記憶に新しいです。

タイ航空を利用した時以来の経験でした。

 

▼参考記事

しばしおやすみ。

ディナーをいただいたあと、エンターテイメントモニターにこんな画面が。

多分、メッカの方向でしょうか。

アラブ系航空会社ならではの画面かもしれませんね。

 

昨年利用したアラブ系航空会社・エティハド航空でもこんな画面が出ていたかもしれませんが、アブダビー成田間移動中は往復ともに爆睡中だったのでよく覚えていません。

お隣のおじさまが席を立ったタイミングで、お手洗いに行ってみました。

全てが木目調でとてもきれい!

前方ブロックでも多くの人が搭乗しているのにもかかわらず、洗面台も清潔感ばっちり!

清掃がきちんと行き届いているのでしょうね。

航空会社によって個性がとても異なるハンドソープとトワレ。

エミレーツの場合は、ブラックの高級感あふれるデザイン。

香りはアンバーマンダリン(琥珀系)とサンダルウッドと、とてもエキゾチックな香りでした♪

 

ドバイ到着後に街ですれ違ったアラブ系の多くの方々からはなんともいえない、オリエンタルなハーブの香りがしました。

アラブ系の航空会社ですし、中東の人たちの香りの好みに寄せているのかも。

席に戻ると、天井の照明が星空に変わっていました。

こんな天井は初めて。

キラキラ光って、とてもきれいでしたよ!

しばらく寝ていましたが、気づいたらすでに中東エリアに。

朝食らしい香りとぽわんと明るくなった照明で目が覚めました。

朝食はオムレツを選択。

ハッシュドポテトとベイクドビーンズが添えられたオムレツでとても美味しかったです♪

フルーツは缶詰のものを使う航空会社も多々ありますが、エミレーツの場合は全て生フルーツ。

フルーツも美味しく完食しました。

到着!

あっという間にドバイ到着。

12時間弱の長丁場でしたが、広めのシートと静かな機内でたくさん眠れました。

距離を確認。

7月のスウェーデン渡航以来の長時間フライトでした。

飛行機外に出るのにしばらく時間があったので、機外カメラをずっと見ていました。

ぼやぼやですみません……。

やっと機外に。

機体全体を撮ろうとしましたが、大きすぎて全体が入りませんでした;;

まさかの沖止めで、シャッターチャンスと思ったのですが、さすがA380ですね。

 

ここから連絡バスに乗ることに。

ゲートに着くまで長いのなんの。

どれだけ敷地が広いのかはよくわかりませんが、朝4時に満員バスに10分以上揺られるのは辛かったです。

ドバイ到着後、到着エリアにエクスチェンジコーナはーやATMが多くあります。

成田で換金するよりも、レートは良かったですよ。

ドバイー成田編(EK318)

エミレーツ航空はドバイ空港第3ターミナルの利用となります。

チェックインまでは、ただただチェックインカウンターだけの空間が広がります。

免税店も何もないので戸惑っちゃいました。

チェックイン・出国審査後に空港内電車に乗ってたどり着いたエリア。

ここもガランとしていて何もないです。

ボタンがないエレベーターに乗り……

やっと空港ターミナルらしい空間に到着!

おもちゃやキンキラキンのラクダの置物、アラブのお菓子など取り扱いはさまざま。

私たちが利用したゲートエリアはAエリアなのですが、Aだけでもゲートが20以上あり、かなり歩きます。

お店もラウンジも、ホテルもあり、見所はたくさんありますがちょっと疲れるかも。

ドバイ滞在で買ったフード系お土産。

上中央のデーツチョコレートと上右のデーツは空港で購入しました。

チョコとデーツで日本円で600円くらい。安かったです!

特にデーツチョコはチョコの中にデーツが入っており、デーツのタネにあたる部分にアーモンドがあり絶品でしたよ。

写真は取り損ねてしまいましたが、レンジローバーやBMWが当たるくじも販売していました。

当選確率はなんと1/1,300!日本の宝くじ当選確率より相当高いはず。

興味がある方はぜひ購入してみては?

自販機はもちろん、

マッサージやマニキュアスパ、

喫煙ルームなどなど。

そうそう、空港で使用されている時計は全部ロレックスでした。

さ、さすがドバイです……。

さてさて搭乗。

他の就航地に行くエミレーツ機を見ながら、成田行きデッキを渡ります。

帰りの便もA380でしたよ♪

行きよりも1列前。

真ん中の席は変わりありません。

 

行きのように、通路側の人が良い人だったら。。と思っていましたが、

  • 終始不機嫌でひとりごとばかり
  • 肘置きずっと占領してる
  • 皆が寝る時間帯にアラームを鳴らし、わたしが起こして指摘するまでガン無視
  • 成田着陸前に機体が数分間大きく揺れ、吐きそうになっていた時に香水プシュー。わたしを殺しかける

というやばいインド人の方。

 

お手洗いで香水をシュッとするのはまだしも、人が密集しているところで香水プシューはほんとありえない!

二度と機内で出会いたくないタイプの人でした。

 

▼ほかにもこんなやばい人たちに出会ったよという話

愚痴はここまでにして。

さようなら、ドバイ……。

窓は琥珀色の枠つきでなかなか素敵です。

アメニティ

なんと、往復で違うデザインのポーチをいただけました!

上が復路、下が往路でいただいたものです。

エミレーツはドバイの文化貢献にも寄与しており、伝統柄などを積極的に機内アメニティに取り入れているのだそう。

なんと、中身はポーチの色に対応したものになっているんです!

ポーチのデザインは違えど中身は一緒……という航空会社は多いですが、こんな航空会社はエミレーツが初めてですよ。

ちなみに、この2カラー以外にも、あと4カラーあるそうです!

しかも、デザインは就航都市のある大陸の文化や伝統に基づいたものが反映されているのだとか。

 

そういえば、隣の列はブルーのポーチでした。

あと何色があるんだろう……。

 

▼他の航空会社アメニティの比較はこちらからどうぞ♪ 今回のアメニティのより詳細な内容・小ネタも少し載せてます。



機内食

帰りの機内のメニューを撮り忘れたため、持ち帰りました。

深夜便だったため、ディナーからのスタート。

「ワケギとともに」はちょっと面白い。

チキンを選択してみました。

マッシュポテトはチーズ風味で、チキンのトマトソースとも相性抜群。

チキンはおそらく胸肉でしたが、胸肉とは思えないほどとても柔らかく美味しかったです!

 

付け合わせのいんげんは、他の航空会社では残念な仕上がりになっていることが多いのですが、エミレーツのいんげんは食感がしっかりあり、美味しくいただきました。

ちなみにワケギそうめんですが、わけぎ少なめで風味はよくわかりませんでした。^^;

中央部分に置かれていたのはビスケットとチェダーチーズ。

機内で食するにはやや香り強めのチェダーチーズでしたが、ビスケットと合わせて食べるととても美味しかったですよ。

ドリンクはアサヒをオーダー。

海外パッケージでしたが、のどごしと味は日本国内のものとほぼ変わらず。

 

ドバイ滞在中は一度もビールを飲んでいなかったため、久々のビール。

もちろん全部飲み干しましたよ!

久々のビールってなんであんなにおいしいのでしょうか^o^

成田着陸1時間前くらいに朝食がサーブされました。

サーモンの照り焼きを選択。

日本米(ゆかりつき……!)と日本の味付けのサーモンでお箸が進む進む。

 

このサーモン、実はあまり期待していなかったのですが(これまで外資系航空会社の日本食は微妙なものが多かったから)、日本の味付けそのままでした。照り焼きの味もしょっぱすぎず甘すぎず。

 

海外発のフライトでこんなクオリティの高い日本食の朝食が出るなんて驚きました。

朝食のフルーツも、往路とは違うフルーツですが同じフレッシュフルーツでしたよ。

ちなみに、パンのジャムはフランスのボンヌママンでした。

昔よく母が買ってきてくれたジャムだったので、懐かしくなり思わずぱちり。

すっかりエミレーツのファンに

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!

 

今回エミレーツを利用するのは初めてだったのですが、もうすっかりファンになってしまいました。

  • 美味しい機内食
  • 清潔な機内
  • 狭いと思いきや、エコノミーにしては広い座席
  • 日本語ができる外国人クルーに日本語を教えてもらいながら、一生懸命接客をしていた外国人男性CAさんたち

……などなど、エミレーツ航空には終始感動させられっぱなしでした。

 

男女共笑顔が素敵なCAさんも多く、スマートな身のこなしも素晴らしかったです。

ちなみに、往路・復路ともに15カ国以上の国籍のCAさんがご搭乗されていたそうです。

多言語に対応した航空会社もなかなかないですよね。

久々に大満足のフライトでしたよー!

 

今回の記事が、エミレーツ航空での旅行を考えている方のご参考になりましたら幸いです♪

他エアラインの搭乗記はこちらからどうぞ

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