KLに着いてすぐ、行きたかった場所へ。
そう、マレーシア・イスラム美術館(Islamic Arts Museum Malaysia)です♪

目次
マレーシア・イスラム美術館へのアクセスは配車アプリがおすすめ

マスジット・ネガラから徒歩5分くらいの場所にあります。

このドームが目印!

入館料

エントランス真正面に受付があるので、ここで入館料を支払います。
大人は20リンギ(700円くらい)です。


ちなみに、お土産屋さんは10時から18時までのオープンとなっています。

宝剣のガイドをいただいてテンションが上がる私たち。

採光が良すぎるエントランスからはムルデカタワー、

ふと天井を見上げると素敵な天井…

この美術館のロゴはジャウィ文字をロゴにしたものだと思いますが、クール。
保存状態が良いものがたっくさん!目が足りない…
あまり載せすぎてもネタバレになっちゃいますので駆け足で!


まずは、書物など紙系の展示。
18世紀〜19世紀あたりのコーランを中心とした展示なのですが、全てゴールドやカラフルな装飾がされていてどれも見応えあり。
何が書いてあるか分からなくても、紋様や色付けを見るだけでも楽しい!

しばらく歩くと木造エントランスコーナーが。
どのくらいの歳月をかけて作るものなんだろう…
アーチやそれぞれのパーツの接続部分、彫刻やその方法、どこから材料を仕入れていたのか、とにかく知りたいことがどんどん湧いてきます!

写真では全っ然伝わらないと思います、この美しさ。
接合部分や運搬方法などいろいろな説明が書かれていました。


別フロアには、ミニチュア化された世界のモスクが。
これがまた美しくて、細部まで見入ってしまいました。

驚いたのは、中国にあるモスク。
ぱっと見中華系の建物に見えますが、イスラム建築なのだそう。

たまらない宝剣コーナー…

各地域のジュエリーの展示もあったのですが、何世紀も前のものにしてはわりと近代的なデザインのものもあって面白かったです。


装身具や嫁入り品シリーズもすべてがとにかく豪奢。

展示のメインテーマは「世界との関わり(交易によって生まれた文化など)」だと感じたのですが、それぞれの地域を代表するデザインや素材、文化がしっかりと反映されてて興味深かったです。
南洋との交易では象牙や螺鈿造りの小物(mother pearl)など、ゴージャスで繊細な調度品がずらり。


中華世界との関わりコーナーはまさにオリエンタル(いや全部がオリエンタルだが)。
こんな書があったり、ジャウィ語風の書(縦書き!)、

陶器(born china)セレクションもなかなか…


フロア移動は主にエレベーター移動になるのですが、エレベーター出た瞬間の天井に圧倒されます。
各フロア違うカラーになってるので、そこもぜひ注目してほしいです!

外をみながら展示を巡ったのですが、こういうスペース、水は入れないのかな?
お隣のマスジットネガラは水のあるところがあったようですが…
充実のお土産ラインナップ!ギフトショップ

展示フロア下のギフトショップにやってきました。
こういうところって大体割高な印象がありますが、良心的価格のものが多くて驚きました!


しおりやマグネット(ジャウィ文字アルファベットのものかわいかった!)、メモ、イスラム紋様のグッズなどたくさん。

コースターやマグネット類も豊富でした。
ちょうどいいストールとポーチ買ったよ

顔映りがよさそう!裏地も可愛い!と惚れてしまったマゼンタのストールと、爽やかな色味のバティック巾着を購入。
ストールが90リンギ(3,000円くらい)、ポーチが30(1,000円くらい)くらいだった記憶。

ストールはcashmereとステッカーが貼ってあったけどどうだろう😂
ほんのり光沢感と、触るとひんやりする不思議な質感が気に入ってます。


巾着は半月型でまたかわいいんです。
KL滞在中は、小型ドライヤー入れとして活用してました。
再訪したい!安らぎと好奇心に出会える美術館

マレーシアはクアラルンプールの芸術文化スポット・マレーシアムスリム美術館レポート記でした。
マレーシアやジャワ半島と他の地域との交易を通じて得られた調度品や現存の書物、ミニチュア建築などなど、芸術文化の軌跡をたどるちょっとした旅に出た気分が味わえます。
知的好奇心も大変くすぐられるスポットなので、街歩きや喧騒に疲れたらぜひいらしてみてください。

マレーシア・ムスリム美術館(Islamic Museum of Arts)
- 開館時間:毎日09:30〜18:00 (ギフトショップは10時オープン)
- 最寄駅:KGL線Pasar Seni駅(アクセス自体はGrabがおすすめ!時間節約できます)